筑波大学
附属図書館報 つくばね

館報つくばねコーナー「シリーズ・資料探訪」

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シリーズ・資料探訪43「饅頭屋本節用集」


『下学集』  (40Kb gif)

二巻 一冊 〔室町時代中期〕写
下学
集の図
「節用集」に先行する古辞書の代表的なものに、「下学集」がある。
本書は現存の諸伝本中、最も原形に近い本文を有するもののひとつ。

『節用集 饅 頭屋本』 (40kb gif)

一巻 一冊 〔慶長中(1596-1615)〕刊 無刊記 横本
節用集 饅
頭屋本の図
伊勢本類に属する古刊本。「饅頭屋本」の呼称は、室町時代の和・
漢学者、林宗二(りん・そうじ、1498〜1581)を編者・刊行者とす
る伝説による。林宗二は、饅頭を日本に伝え販売した渡来人林浄因
の子孫で、屋号から饅頭屋宗二とも呼ばれていた。

『節用集』  (60Kb gif)

二巻 二冊 慶長16(1611)年刊
大字の行書と細字の楷書を併記。カタカナの振り仮名を傍記。「乾
本」類では、国名の「伊勢」が、巻頭にはなく、巻末の「日本国名
尽」に現れる。


『節用集 易林本』 

下巻(上巻欠) 一冊 慶長2(1597)年 易林刊
整版
易林本には下巻末に「洛陽七條寺内平井勝左衛門休與開板」の陰刻
木記をも入れたものがあり、「平井版」と呼ばれてこれが原刻版と
される。


『節用集 易林 本』 (100Kb gif)

二巻 二冊 〔慶長中(1596-1615)〕刊 整版
本書は平井版にみられる下巻末の木記を削除してあるが、原刻版と
同一の版式の復刻版で、慶長2・3年頃から15年に至る間の刊行と
みられている。


『二体節用集』 (90Kb gif)

一冊 寛永21(1644)年刊
大字の行書と細字の楷書を併記。江戸時代には様々に増補・改編さ
れた刊本が数百種にのぼり、「節用集」はイロハ引きの実用辞書の
汎称となって明治まで出版が続く。

『節用集 草書本』 (80Kb gif)

二巻 一冊 〔慶長中(1596-1615)〕刊 無刊記
節用集
草書本の図
草書体の平仮名付訓となっており、易林本の内容をほとんどそのま
まうけたもので乾本に属する。

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Last updated: 2005/02/07