筑波大学附属図書館トップページへ
「中国三大奇書の成立と受容」トップページへ
企画展へようこそ
展覧会概要
ご挨拶

高等教育機関としての大学の改革が言われて久しい。筑波大学でも来年度から、開学以来最大規模となる学群教育組織の再編成が行われる。附属図書館も大学の改革に呼応して、いくつかの改革の試みが進行中である。その一つが平成17年度から図書館内に研究開発室を設置したことである。研究開発室にはいくつかのテーマに従ったサブグループを設け、図書館機能の高度化、サービスの拡充に向けた研究開発・検討を行ってもらっているが、毎年実施している「特別展」もテーマの一つに含めている。

「特別展」は、これまで学内の教育研究組織の支援を得て附属図書館と当該組織との共催の形式で開催してきた。平成7年からすでに10年余を経て、筑波大学の秋の催しとしてすっかり定着している。教育研究活動の成果と、附属図書館の所有する貴重書を中心とする資料展示との連携は、毎回学内外からの多数の来場者の皆さまに高い評価を得てきている。

今回は、これまでの「特別展」とは趣を変えて、附属図書館と研究開発室とが共同で「企画展」を開催する。図書館主体の企画であること、貴重書だけではなく基本書を中心とした構成であることが特徴である。内容も古くから日本人に親しまれ、映画や漫画そしてアニメにもたびたび取り上げられている中国三大奇書を巡るものである。今回の出品物の大部分は基本書である。本展示会が終了すれば館内の所定の書架に戻され、閲覧や館外貸出にも供せられる。持つものの強みである。この企画展を通して、利用者にあまり知られずに眠っていた資料、手に取られることの少なかった書籍が日の目を見て、活発に利用されれば幸いである。

研究開発室員と附属図書館企画展ワーキンググループ諸氏の取組みを大いに楽しみたい。

各位のご支援・ご鞭撻をお願いする次第である。

平成18年10月

筑波大学附属図書館長 植松貞夫

展示内容
図録
講演会のご案内
三大奇書Q&A
ご質問・お問い合わせ
企画展Blog
筑波大学トップページへ (c) University of Tsukuba. All Rights Reserved.