第八〔木挽〕・第九〔墨糸ひき〕

(宮へ950-196),(宮へ950-197)

第八〔木挽〕・第九〔墨糸ひき〕の図
木挽(こびき)は大工の

(すみ)がねをしたる

木をいろいろに

ひきわるの

(づ)

第九

大工材木(ざいもく)

普請場(ふしんば)

まはし

(かく)の木(こ)

くちを

きりおとし

跡先へさし(あとさき)

がねをあて

木のまがりを

見て入用(いりやう)

寸尺(すんしやく)に墨(すみ)

(いと)を引図(ひくづ)

此角を

ひく器械を

だい切といふ



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