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WWW版OPACの報告

情報奉仕係

WWW版OPACの開発と公開
 本図書館では1997年11月現在,ネットワーク経由で使用できるOPACを公開しています.OPACの種類としては2種類あり,図書館システム(BIBLION)と連動しているULIS-OPACを,telnet経由で接続して使用する方法と,WWWのシステムからワークステーション上に構築されたデータベースにアクセスするWWW版OPACとがあります.
 telnet経由で使用するOPACは既存のメインフレーム上のOPACであるため,使い勝手は図書館内に備えつけられたOPAC専用端末とほぼ同じですが,キーバインドその他の設定において通常あまりtelnetを使用されない利用者にとって馴染みにくいものでした.
 そこで利用者にとって分かりやすいインターフェースを持つOPACとしてWWW版OPACが開発され,1997年2月から公開されました(附属図書館報13巻1号参照).
WWW版OPACの現状
 WWW版OPACがどのように利用されているかについて,データベースを提供しているサーバーの記録を分析した結果,図のようになりました.
 対象期間は1996年9月から1997年10月までです.
 公開に先立ってテスト的に運用していた1997年2月までの間には学外からのアクセスはありません.それ以降,特に新年度に入ってから件数の増加が目立ち,1997年10月時点では学外からのアクセスがとても多くなってきています.
 今回取り上げた内容は記録のごく一部を単純に分析した結果ですが,WWW版OPACの利用について大まかなアウトラインが把握できると思われます.
 本学のWWW版OPACについてご意見などありましたら,E-mailでlibrary@slis.tsukuba.ac.jpまでお寄せください.