附属図書館ボランティア30周年記念式典を開催

筑波大学附属図書館ボランティアは平成7(1995)年に発足し、今年で30周年を迎えました。
これを記念して、令和7(2025)年6月2日(月)に春日エリア情報メディアユニオン メディアホールにて記念式典を行いました。

附属図書館ボランティアは、参加者の生涯学習の一環として、自らの意思に基づき、利用者へのサービスを行うことを目的として発足しました。30年にわたり延べ200人以上の方々が活動しています。


式典には、ボランティアをはじめ学内外の教職員等、関係者53名が参加しました。主催者である附属図書館の西尾チヅル館長の挨拶に続き、永田恭介学長から祝辞があり、附属図書館ボランティアのこれまでの歩みに触れ、その貢献に感謝すると共に、「未来構想大学」を掲げ研究教育の成果による社会変革を先導しようとする筑波大学の中で、基盤となる図書館の充実は不可欠であり、ボランティアにもこれまでの知識と経験を活かした活躍と、活動を通して得られたことが広く社会へ還元されていくことへの期待が述べられました。

その後、筑波大学附属図書館ボランティアの会=通称「図・ボラ(ずぼら)の会」に感謝状と記念品が贈呈されました。

続いて開催された記念講演会では、本学名誉教授の中山伸一先生を講師に迎え、「大学図書館ボランティア」と題したご講演をいただきました。全国に先駆けて開始した大学図書館におけるボランティア活動について、その位置付けや意義を確認した上で、改めて「ボランティア」とは?という問いを提示され、活動の継続には「認知的な面白さ」と「感情的な面白さ」の両面が重要であると、今後へのエールをいただきました。


その後の交流会では、ゆかりの教職員と新旧のボランティアが交流し、今後の活動への活力となる時間を過ごしました。

 

学長祝辞
永田恭介学長による祝辞

 

感謝状贈呈
感謝状の贈呈

 

ボランティア代表挨拶
ボランティア代表挨拶

 

記念講演会
中山伸一名誉教授による記念講演