『原マルチノの演説』

ローマからの帰路、1587年にインドのゴアで、 使節の一人、原マルチノが、 使節派遣を計画したヴァリニャーノに対し、感謝の演説を行った。 ラテン語の演説は、彼らがヨーロッパから携えた印刷機によって、 翌1588年に出版された。 印刷を行ったのは使節の随員、日本人ドーラード(日本名不詳)である。 グーテンベルクが活版印刷を発明してから1世紀半、この書物が、 日本人が印刷した初めての活版印刷物である。

■ 『原マルチノの演説』タイトルページ

hara marutino『原マルチノの演説』表紙

■ 『原マルチノの演説』1ページ目

逐語訳『原マルチノの演説』 音声による朗読付き

原文『原マルチノの演説』 音声による朗読付き

訳文『原マルチノの演説』 音声による朗読付き

hara marutino no enzetu


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