『論語集解』

正平版論語 WIDTH= 一〇巻 五冊  (ロ860-12)
何晏(魏)集解。[ 室町時代中期 ]写
題簽:魯論。内題:論語。
31丁。墨四周単辺。有界。各面六行、一三字。注文小字双行。
縦28.1cm、横21.6cm。袋綴。朱点朱引。墨訓点。
正平版単跋本。全丁匡郭に沿って本文を切り大半紙に貼り付けてある。
印記:円融蔵。盛胤之印。(二印とも梶井宮盛胤法親王)。北総林氏蔵。浩卿。(二印とも林泰輔)。

    正平版論語 巻末識語

 巻末に「堺浦道祐居士重新命工鏤梓 正平甲辰五月吉日謹誌」の識語をもつ、正平版論語単跋本の写本。印記に「円融印」「盛胤之印」とあり、天台宗円融印の梶井宮盛胤法親王の所蔵本であることを示す。

トピックコーナー「林泰輔と日本漢学(抜粋)」に戻る

「林泰輔と日本漢学(抜粋)」本文に戻る
Last updated: 2012/03/16