〔木挺(二)〕

(宮へ950-197)

木挺(二)の図
二人の児童(こども)長き

板の両端(はし)に乗るに

身体(からだ)の重き方に

傾かずして身体の

軽き方に傾くは板

を支ふる処偏なる

故なり若し板の中

心を支へ其両端に

同量の物を載る

ときは板平均して

傾ことなし天秤

(など)の器は皆この

理に基つけるなり


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Last updated: 2012/07/23