〔稲の生育方と用(1)稲の種類〕

(宮へ950-197)

〔稲の生育方と用(1)稲の種類〕の図
大略

三に

分つ

(うるし)

糯*(もちたうほし)なり

粳糯に早

中晩の三種

あり*に旱水(おかほ)

紅白の別あり

五穀の長にして

実を日用の食に

供す外皮を穀(もみ)といひ

内皮を糠といひ其茎を藁

といふ其ものに因り用をなす

ことの多きは図によりて

見るべし



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