Monthly Archives: 9月 2014

Readingバトン(守屋正彦 芸術系教授)

Readingバトン守屋先生写真

Readingバトン-教員から筑波大生へのmessage-
山田(前)学長波多野(前)附属図書館長吉武大学研究センター長中山附属図書館長秋山先生渡辺先生五十嵐先生森先生野村先生松本先生永田学長池田先生に続く第13走者として、守屋正彦 芸術系教授から寄稿いただきました。


アジア宗教の基本的性格Pick Up
『アジア宗教の基本的性格』マックス・ウェーバー 池田昭[ほか]訳.勁草書房 , 1975 【分類160.2-W51】

Book Review
 学問の上では恩師や人との出会いが重要であるが、それにもまして、本は人を導く。本書はわたしが現在の研究視点を拓くきっかけとなった、はるか昔に出版された本である。今も座右に置いている。あちこちに書き込みや線が引かれ、若いころに学んだ歴史が重ねられている。
 私は美術史を専門としており、表現されたものについて歴史的な解釈を加える。美術品を眺め、鑑賞し、解釈するが、どうしても狭隘な視点でモノを捉えがちになり、視野狭窄であった。いわゆる重箱の隅を突くのである。学生のころは資料、文献を一生懸命渉猟したが、どのように研究すればよいのか「力のいれどころ」がわからないまま知識を仕入れたのであった。
 そんな折にドイツの社会学者で経済学者のヴェーバーの著書に出会ったのである。当時、わたしは法隆寺を中心に仏教美術を学んでいた。日本的でない、グローバルな俯瞰的視点に導かれるように、彼の強引で、時に達意ある文章にわたしは酔い、彼が語るアジアの中の日本について、自己の妄想を加えながら、まさに《拝読》したのである。時が経ち、宗教学者として山折哲夫を知ることになるが、彼が本書を訳していたことは、その後になって知ることになった。1920年に亡くなった彼が著した本書が日本の一学徒に美術史を一生の糧として生きていこうと決意させたのである。

■次は、佐藤忍先生です。


気軽に、ゆったり。

立ちんぼテーブルイメージ中央図書館をお使いの方はお気づきかも知れませんが、本館2階の文庫・新書の棚と新着雑誌の棚付近と、新着図書の棚付近に丸テーブルが出現しました。
見覚えがある方もおいでかも知れませんが、実は改装前のスタバで使われていたテーブルだったりします!(微妙に傷があったりするのはそのせいです)

文庫・新書や新着雑誌、新着図書などは、その場でパラパラ読むことも多いと思いますが、閲覧席まで少し遠かったり、座るほどではないけど少し時間をかけて読みたかったりする時に、このテーブルをご活用ください!

気軽に、ゆったりと図書館でお過ごし頂ければ。

gamaraku-miniテーブルだけじゃなくて、あちこちに椅子やソファーも置いてあるし、いろいろ落ち着ける場所があっていいね。
ちゅーりっぷさん中央図書館にはいろいろなタイプの座席を用意しているので、ぜひ自分のお気に入りの場所を見つけてくださいね!


教員著作ページに6点追加

先生方からご寄贈いただいた著作6点を「筑波大学教員著作の紹介(2014年度)」のリストに追加しました。

  • 塩谷哲史先生(人文社会系)
  • 藤澤尚江先生(ビジネスサイエンス系)
  • 弥永真生先生(ビジネスサイエンス系)
  • 茂野隆一先生(生命環境系)
  • 山下清海先生(生命環境系)
  • 齋藤健司先生(体育系)
  • 斉田智里先生(社会・国際学群)

掲載ページ: 筑波大学教員著作の紹介(2014年度)