Monthly Archives: 3月 2013

図情図書館ラーニングコモンズってどんなところ??


「ラーニングコモンズ」とは、学習を目的としたオープンな共有できるスペースのことで、欧米を中心に主に大学図書館に設置されてきました。日本でも近年急速に設置が進み、お茶の水女子大学や名古屋大学、大阪大学などの事例が知られています。
筑波大学でも、2011年9月に中央図書館に「ラーニング・スクエア」が設置されましたが、それに先立つ2008年、春日エリアに「春日ラーニングコモンズ(KLC)」が設置されています。
開設当初は教室の一室を使用していましたが、2010年に図書館情報学図書館内に移転し、2012年にはさらに機能を充実して新装オープンしています。

Prism No.46では「図情図書館ラーニングコモンズって…」として、新装されてさまざまな利用スタイルに対応するようになった図情図書館ラーニングコモンズをご紹介しています。
図情図書館前の廊下からガラス越しに見える全学計算機のエリアが印象的ですが、それ以外にもいろいろな学びの形に応じて使用できるエリアをご用意して、皆様のお越しをお待ちしています!

関連情報:
http://klis.tsukuba.ac.jp/lc/


メディアの歴史を見てみよう!


「メディア」と聞いたときに、どんなものを思い浮かべますか?
紙だったり、CD-ROMだったり、最近だとUSBメモリだったりでしょうか。でも人類の歴史を振り返ると、それ以外にも多くのメディアが使用されていたことがわかります。
春日エリアの情報メディアユニオンにある図書館情報学図書館メディアミュージアムでは、このたび常設展示の内容を更新、「メディアの発展、古代から現代へ」と題して、さまざまなメディアと展示しています。VHDや8インチフロッピーディスクなど、今日では滅多に目にすることができないレアなメディアも展示されています。ぜひご覧になってください!

Prism No.45では「メディアの発展、古代から現代へ(図書館情報学図書館メディアミュージアム常設展示)」として、更新された展示内容のご紹介をしています。


教員著作ページに7点追加

先生方からご寄贈いただいた著作7点を「筑波大学教員著作の紹介(2012年度)」のリストに追加しました。

  • 佐藤吉幸(佐藤嘉幸)先生(人文社会系)
  • 蒔苗直道先生(人間系)
  • 前野哲博先生(医学医療系)
  • 礒田正美先生(教育開発国際協力研究センター)

掲載ページ: 筑波大学教員著作の紹介(2012年度)


「学習支援の本棚」に13冊追加

筑波大生の学習に役立つ本をコメントと一緒にご紹介する「学習支援の本棚」のページに、本のご紹介を13点追加しました!
2012年4月から2013年2月まで中央図書館ラーニング・スクエアの学生サポートデスクで活動していたラーニング・アドバイザーの大学院生によるご紹介です。

なお、附属図書館のTwitterアカウント(@tsukubauniv_lib)では、本のご紹介が登録される毎にツイートしています。

掲載先ページ:
筑波大学附属図書館ラーニング・スクエア☆学習支援の本棚 (ブクログ)

関連情報:
「学習支援の本棚」がブクログに登場!


Readingバトン(秋山学 人文社会系准教授)

Readingバトン
秋山先生写真Readingバトン-教員から筑波大生へのmessage-
山田学長波多野(前)附属図書館長吉武大学研究センター長中山附属図書館長に続く第5走者として、秋山学 人文社会系准教授から寄稿いただきました。


論語物語表紙(カバー)Pick Up
『論語物語』下村湖人著.講談社 , 1981【分類081-Ko19-493】

Book Review
 『論語』というと,われわれの意識には,高等学校の漢文の授業で扱われた教材,という記憶しかないかも知れません.ところがこの『論語物語』は,文筆家で社会活動家でもあった下村湖人(1884-1955)が,そのイマジネーションを飛翔させるだけでなく,司馬遷(前145-86)による『史記』の記述などにも基づきながら,実証的な考証の上に『論語』のいくつかの章節を物語風に書き改めた作品で,実に楽しく,かつ感銘深く読み通せる本です.孔子というと,漢文を通じてなら聖人君子という印象しか持てないのが普通だと思いますが,この本からは,弟子たちとの親密な交遊を通じて,孔子が何を目指していたのかが手に取るようにわかります.「孔門十哲」と称されますが,弟子たちとの交流を通してこそ,孔子そして儒学の本質が理解されるのではないでしょうか.
 もし『論語』に魅せられたなら,筑波大学の前身である東京文理科大学・東京教育大学は,『論語』を含む「四書五経」つまり「経書」を扱う「経学」のメッカであったということも想い起こしましょう.わが国の経学は江戸時代に開花しますが,特筆すべきは,伊藤仁斎(1627-1705)・東涯(1670-1736)父子による「古義堂」の文献学的な学風です.仁斎は『論語古義』を著して『論語』が諸学の規範であることを主張し,東涯はその学統を忠実に継承しました.本学附属中央図書館の和装古書コーナーには,『易経集注』(ロ810-191-1/20;1663年野田庄右衛門刊;貴重書)への東涯自筆と伝わる書き入れ本や,東涯門下に連なった高僧・慈雲尊者飲光(1718-1804)による最晩年の自筆本『法華陀羅尼略解』(ハ320-59)も所蔵されているのです.

■次は、渡辺政隆 先生(広報室教授・サイエンスコミュニケーター)です。