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初期肉筆浮世絵 see 肉筆浮世絵
[] しょき にくひつ うきよえ
[生年(始年)] 17世紀前半
[Y1] 「初期肉筆浮世絵」の呼称は岸田劉生、田中喜作による。
[Y2] 近世初期風俗画(室町末~徳川初期(16世紀初~1673年頃、)の洛中洛外、祇園祭礼、歌舞伎、遊女などを画題とした上方風俗画)のうち、浮世絵的作品を言う。
[Y3] 懐月堂安度(活躍期1710-14年頃、)や宮川長春(1682-1752)等、初期浮世絵師の「肉筆浮世絵」とは区別される。
[Y4] 浮世絵の祖と伝承される岩佐又兵衛(1578-1650年)の山中常盤物語絵巻や又兵衛工房の作品、狩野長信(1577-1654)の花下遊楽図屏風、作者不詳の彦根屏風、湯女図や寛文年間、(1661-73年のいわゆる寛文美人図(一人立美人図)が含まれる。
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