通俗水滸伝豪傑百八人之一個 智多星呉用

歌川国芳画 大判錦絵

文政10(1827)年頃

国立歴史民俗博物館所蔵

(許可を得て転載しています)

作品について

武者絵は、歌川国芳の『通俗水滸伝豪傑百八人之一個(ひとり)』

がきっかけとなって、大いに世に行われるようになった。

国芳の絵が熱狂的に受け入れられた背景には、これまでの水滸伝

関連の出版物の蓄積と幅広い層での受容という事実があった。

テキスト

通俗水滸伝豪傑(すいこでんごうけつ)百八人之一個(いつにん)

()()(せい)()(よう)

(とう)(けい)(そん)の人

にして(あざな)()(がく)(きう)(どう)

(ごう)()(りう)」(表記は「穴冠に流」)先生(せんせい)といふ

(じん)(ほう)(こう)(めい)(たい)(こう)(ぼう)

不劣(おとらず)陰謀(いんぼう)(はん)(れい)

にも(まさ)れり、

梁山泊(りょうざんぱく)

軍師(ぐんし)なり

所蔵情報

国立歴史民俗博物館 所蔵


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