筑波大学附属図書館報「つくばね」
編集後記


 「つくばね」は1975年に第1号が発行されました。初代附属図書館長である酒井忠夫先生は,創刊号において次のように述べています。
 「図書館報は,図書館の利用者に対する窓口である。図書館側からの利用者に対する広報の役割を果たすだけでなく,利用者側からの図書館に対する意見や注文をも収載したいと考えている。」
 使命を果たすべく,図書館側からは新図書館長の意気込み,その時々の図書館の現状や今後の展望,図書館の使い方,図書館資料の使い方,お知らせ等を,また,利用者側からは,図書館に期待すること,実習報告等が記事として取り上げられてきました。
 30年が経過し,図書館報の役割とされる部分はそっくり図書館Webサイトの役割になりました。
 昨年から,紙媒体での発行をやめWeb版のみになった「つくばね」ですが,次なる使命が見つかるまで,しばらくお休みさせていただくことになりました。長い間のご愛読ありがとうございました。



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