昌平坂学問所関係文書

昌平坂学問所に関する文書で、昭和20年代の初めに東京教育大学が古書店から購入したものです。幕府の教育政策や近世教育史・文化史を研究する上で貴重な原資料です。

内容は、学問所日記48点、書簡182点、学問所関係の冊子・一枚物45点、押切帳6点、学問所関係以外の冊子・一枚物34点、全315点です。

学問所日記は、寛政12（1800）年から文久２(1862)年に至るもので、当番儒者名、釈奠や試験などの学校行事の準備・実施の状況、日常授業の担当者・内容等、学生の入退学・儒者らの病欠、学校内外の人事等に関するやりとり、幕府行政に関すること等が記録されています。これらは「昌平坂学問所日記」I,II,III（斯文会）として翻刻・刊行されています。
書簡は主に、佐藤一斎、大学頭林述斎から美濃岩村藩の儒者 丹羽瀬清左衛門に宛てたものです。
押切帳は、学問所蔵書の貸出簿で、儒者や稽古人の署名と捺印がみられます。

（参考文献：『昌平坂学問所日記』I 斯文会1998、『昌平坂学問所日記』II 斯文会2002、『昌平坂学問所日記』III 斯文会2006、橋本昭彦『昌平坂学問所関係文書（筑波大学所蔵）の全体構成』「国立教育研究所研究集録」No.16 1988）

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学問所日記　書簡　学問所関係の冊子・一枚物　押切帳　学問所関係以外の冊子・一枚物

学問所日記

• I：『昌平坂学問所日記』I 斯文会 1998 　
• II：『昌平坂学問所日記』II 斯文会 2002 　
• III：『昌平坂学問所日記』III 斯文会 2006

学問所日記　書簡　学問所関係の冊子・一枚物　押切帳　学問所関係以外の冊子・一枚物

書簡

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学問所関係の冊子・一枚物

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押切帳

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学問所関係以外の冊子・一枚物

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