長期研修受講生の声(令和7年度)

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令和7年度受講生の声

グループ討議について、やや議論が滞りがちだったので、発表に向けてうまくまとまるか心配で、討議最終日にはある程度の落としどころを前日に作って議論に参加したが、実際には各メンバーにより、自分には全くなかったアイデアや、似ていても違う切り口やちょうどいいタイミングで提案された意見が持ち寄られ、かたちになったこと。チームワークの意義は理解していたはずなのに、自分がやらなくてはという傲慢さに気が付き恥ずかしく思った。同時に、異なる意見や理想、価値観を持つメンバーと意見交換することにより自分だけでは決して思いつかない、よりよいものが生み出せることの素晴らしさを経験できました。 講義については、最先端の知識を集中的に習得できる唯一無二の機会です。そして教えてもらったリソースを注視することで、業界の動向を先読みできるようになったので(理屈としては)今後の勉強の大きなとっかかりになりました。
長期研修に参加するという共通点のほかはいろいろな人が集まる場なので、一歩踏み出して手を上げたり、話しかけると、たくさんの発見があると思います。
中堅職員となり業務が落ち着いているという方、業務やご自身のキャリアに頭打ち感を感じている方、またはライフイベントなどによってお仕事や図書館への情熱を失いかけている方に是非受講していただきたいです。 私に寄せて話をすると中堅職員であるにも関わらずサービス系の部署の経験しかなく、経験は勿論、知識量も不足してしまっている分野があったためとても引け目を感じていましたが研修によって外発的に学ぶことで少しでもキャッチアップすることができ、また自発的に学ぶ意欲が沸いてきました。 また、ライフイベントによって業務への制限があることもありモチベーションを高く維持することは正直難しかったのですが(やることはやりますが)、講義内容や班別討議の内容、筑波大学の管理職の皆様のコメント、また受講生の皆様とのかかわりの中で「やれることはある」と思えるようになりました。
他の受講生の話にもあるように、受講前は2週間という期間と膨大な資料と、事前課題と事後課題に頭を悩ませ、不安で仕方ありませんでしたが、始まってみれば、久しぶりの講義を楽しく拝聴でき(1週間目のワークショップはどっと疲れましたが)あっという間に研修期間は過ぎました。集合開催の3日間は、画面でお会いした方々に直接対面してお話をすることができて、本当にご褒美のように楽しい期間でした。学内で辛いことがあったり視野が狭くなったりした時も、学外に相談できる仲間がいると思えることが一番の成果だと思います。なおオンライン研修は可能であれば、zoom投影用と資料確認用の端末を分けてアクセスできるとSlackなどの共同作業がしやすいと思います。
良い意味でいろいろな受講者の個性に触れることができる素晴らしい研修でした。練り上げられた内容だからこそであり、気楽な話から真面目なな話まで、自分で考えた内容を、相手を変えて様々に話す機会があるからこそだと思います。間違いなく大学図書館の足腰を高める研修だと思いますし、そう活かせるよう受講後の振り返りを続けることが各受講者に求められているように感じます。とは言え、それは身構えることでは無く、研修中に話せた国内の同僚の存在を思い出すことで、自然と前に進める気がしています。こんな研修が全国規模であるということそのものが誇らしいです。
筑波大学の研修ご担当の方々がとても丁寧にご準備、ご対応くださり、有難かったです。非常に密度の濃い研修で、正直大変ではありますが、その分得るものも多いです。他大学のみなさんから、様々な情報や自分一人では気付かなかった意見をいただけて刺激になりますし、今後の業務に大いに役立てることができると思います。
カリキュラムのバランスが良く、様々な角度から知識をアップデートすることが出来ました。それと同時に「あれもこれもやらなければ…!」という焦りも感じましたが、その気持ちを受講生の皆様と共有することも含めて良い経験になったと思います。事前提出のプロフィールを詳しく記入しておくと、会話のきっかけになりおすすめです。オンラインでも出来るだけ多くの方とコミュニケーションがとれるよう、様々な工夫をしてくださっているので、ぜひ活用してみてください。
長丁場でしたが、参加できてよかったです。研修中にちょっとした業務のコツ(AIの上手な使い方など)を教えてもらったり、ちょっとした悩み相談から他館の事例を聞くことにつながり、解決の糸口を見つけることなどもできました。今、とても業務改善につながっていると感じています。来年度の方も初歩的なことでも積極的に聞いてコミュニケーションをとる方が自分のためになると思うので、頑張ってください。
普段、他大学との交流がありませんし、人数の都合でなかなか研修にも参加できずにいました。そのため研修参加が決まってから慌てて勉強したのですが、全然知識が足りない状態でのスタートで、研修中は頭がパンクしそうな日々でした。しかし、ワークショップや情報交換の時間で皆さんとお話しし、大学の状況は違えど、どこも似たような問題を抱えていることが分かりました。進んだ取り組みを聞くと萎縮してしまうこともありますが、自館の状況を客観的に見ることができ、着実に前に進むために何から取り掛かればいいかを考えるようになったことが大きな収穫だったと思います。
各講義内容はもちろんですが、他の受講生からの講師への質問からもいろいろ気づき・学ぶ部分がありました。オンライン講義期間中は、所属機関の会議室で一人で受講していましたが、「みんなで学んでいる」と感じました。「質問できるほど講義を理解できていない……」と思っても落ち込まないでください。
豪華な講師陣から最新の知識・情報・テクニックを身に付けることができる上、個別の質問ができる機会はとても貴重でした。また、異なる環境でも似たような立場で同じような悩みを持っている同期との交流も、楽しく充実した時間でした。来年度受講される皆さんにはぜひ訊きたいことをたくさん準備して、積極的にコミュニケーションをとることをお勧めします。(対面開催の場合は名刺と無理のない範囲でご当地のお土産の準備も)
変化の激しいこの時代、新たに対応しなければならないことはどんどん降ってくるけど、日常業務に忙殺されて、なかなか新しいことを吸収できないでいたため、今回受講を希望しました。 待っていたのは、専門家による最新のホットトピックに関する講義に、他の受講生との共同作業と、脳みそフル回転状態の11日間。とても充実した内容で、「このタイミングで受講できて良かった!」と思えるものばかりでした。特に、同じ時代を大学図書館で過ごしてきた全国の仲間たちと直接顔を合わせての、集合開催の3日間は、本当に得難い経験となりました。 一定期間業務を離れる調整もなかなか大変かと思いますが、私と同じく地方の小規模大学で勤務されている方にこそ、是非受講していただきたいです。 (可能であれば集合開催ありの回の参加を強くおすすめします!)
本研修の講義はどれも内容が充実していて、もともと興味のあった内容はより深く、今まで知らなかった内容についても興味深く聞くことができ、1つとして無駄に思えるものはなかったです。情報量が多すぎて受講から1週間以上経っても整理しきれていませんが、今後の業務にきっと役立つと思います。また、受講生同士の交流については、オンライン上での交流には不安もありましたが、少人数で話す場を設けるなど事務局の方で配慮してくださったので、思ったよりもスムーズに話すことができました。オンラインで事前に話せていた分、短い集合開催期間も話がしやすかったと思います。次回はオンラインのみとも聞いていますので交流には難しさもあるかもしれませんが、せっかくの機会を最大限に活用してください。
これだけの期間に集中して大学図書館・学術情報流通等の最新の状況、抑えておくべき知識や情報を吸収できる機会はなかなかないと思います。また受講生同期と研修中に協力すること、長研でできた関係性は今後も貴重な財産になると思います。研修後もぜひ関係を絶やさず、連絡を取り合ったりしてください。
2025年度は、オンライン8日間と集合3日間でした。受講生同士の親睦を深めるためにプロフィールを事前提出しますが、写真は恥ずかしがらず、個性が出るようなものを選んでもよいと思います。長期研修受講を同僚等に開示し、カウンター当番の交代など協力を依頼しましたが、発話場面も多いため、可能ならば個室での受講をお勧めします。集中して受講すると疲れます。受講期間中は自館の業務はできないと考えて準備したほうが良いです。集合開催時に、オンライン開催中の班メンバーとランチをしてとても楽しかったです。交流には積極的になってみるとよさそうです。お土産でお菓子等をもってくるのもありです。コミュニケーションツールとしてSlackを使用しました。グループワークもあるのでPCが持参できるとよさそうです。同年代だけどもいろいろな背景を持った受講生が集まります。どんな話がしてみたいか、考えておくのをお勧めします。楽しんでください!
毎日の講義終了後にアンケートを入力する気力が残っていないときがあるので要注意です。 講義後の質疑応答やアンケートでの他の皆さんの質問や視点からも大いに刺激をもらえます。 対面開催中はみなさんが各地から持ち寄ってくれたお土産(お菓子など)に心癒されました。
とってもタフな研修ですが、終わった後は、今までの自分とは仕事の向き合い方が変わると思います。最近は、人員削減もあり、そもそも自館の職員も少なくなり、ともすれば閉鎖的なコミュニティに陥りがちですが、研修により視野を広げるとともに、かけがえのない人脈を作ることができると思います。 日常業務も大変ですが、先行投資と思って、受講をお勧めします。
オンライン開催、集合開催ともに、始まってみるとあっという間に過ぎていきます。 緊張もあって自分から話しかけたりするのが中々難しかったのですが、段々と打ち解けてきて、終わってみれば「最初からもっと積極的に話せばよかった」と少し後悔しています。 ぜひこの研修の機会では思い切って、受講生の方たちとたくさん話をしてみてください。 また、集合開催の場合は、元気があれば研修終了後の夕方の時間や、お昼休み時間などに図書館を見学すると楽しいですよ。 最終日に図書館見学の時間がありますが、見どころがたくさんあるので、別途時間を作ってじっくりとまわるのをお薦めします。
異なる大学で同じような悩みを持っているように見えても、深くディスカッションをしてみると、その前提となる状況はまったく異なっているという発見が多々ありました。 所属する大学の環境を外からの目で見直したり、これまでの業務経験から培ってきた自分自身の業務に対する考え方を再構築するよい機会になると思います。
ともすれば日常業務の効率的な遂行に思考が向かいがちな中で、本研修は一度立ち止まって俯瞰して自館の状況を俯瞰し、他機関とも比較したうえで自分なりのビジョンを考えるよい機会になると思います。キャリア上機関の方向性を示すことが今後求められるようになる中で、よい予行演習の機会になるのではないかと思います。
今回のスケジュールは前半の講義はオンライン、後半の発表準備は集合開催でした。 オンラインでも交流の場がありましたが、集合開催は休憩時間でも気兼ねなく話ができ、日頃の悩みや情報交換などできて全国に相談できる仲間ができたように感じたので、個人的には集合開催はありがたかったです。 普段は業務に追われて業務内の情報収集にとどまっていましたが、この機会に図書館職員が知っておくべき最新の知見や話題を体系的に学べた貴重な機会になりました。また、新しい業務が増えている中で業務の進め方など、他学例も聞きつつ実際に研修でも学ぶことができました。新たに力添えしてもらえた気がしたので、参加されることをお勧めします。 最後の図書館見学も見どころ満載なので、お時間があれば参加をお勧めします。
日常業務から離れて、長期間の研修を受けるというのはなかなかない機会だと思います。楽しんで受講いただければ良いのではないでしょうか。
同じような年数や経験を持つ者同士が集える機会はそうそうないので、情報共有やアドバイスをもらえる貴重な期間だった。人脈も増えたし、ストレスの多い毎日に戻っていますが、相談仲間ができたのはとても励みになっています。この研修に参加できたことをとても感謝しています。
現在日本国内の大学図書館職員は1万人に満たないとのお話が講義の中でありましたが、そんな中で全国から集まった仲間たちと業務上の問題意識を共有しながら楽しく学ぶことができたと思います。
長い間開催されているだけあって、どの講義も非常に内容が分かりやすかったです。自分たちの世代が求める知識とマッチしているという実感もあり、大変有意義でした。他機関の方との情報交換も、むしろ同僚とは話さないようなことも話すことができ、他機関でも自分と同じようなことを考えている人がいるのだなぁと、励まされることも多かったです。チャンスがあればぜひ受講されることをお勧めします。
研修終了後の図書館ツアーが非常に有用でした。時間を作って参加することをお勧めします。ツアー前の時間は他受講生との交流に。せっかくの研修です。余すことなく満喫しましょう。あと、集合開催時パソコンは必須です。
仲間のスキルに助けられて、怒涛の長研を終えました。外の世界を知ることで自館の良いところも見えてきます。(逆もですが。。。。)少しでも研修に興味があれば、ぜひ参加してみることをお勧めします。筑波大学図書館のがまじゃんぱーさんも応援してくれます!
様々な大学図書館や関係機関の方が全国から研修に参加されるので、参加者同士の交流の中で、「他館はやっぱりすごいな」と感心する部分や「ウチの館もこの部分は結構イケてるんだな」と思える部分など、他と比べてみることで初めて気づくところなどもあり、たいへん有意義に感じました。
他大学の図書館員と交流する場は多くない。特に私立大学図書館に所属する者として、国立大学図書館の図書館員と交流できるのは大変貴重な機会である。 ついつい自館の運営ばかりに気を取られてしまうが、この研修を経験すると、日本の教育政策の一部であることを実感できる。というのも、講師陣が豪華である。大学図書館の置かれている状況や課題、今後の可能性など、これだけの専門家の講義を、研修期間に集中して聞ける研修は他にない。自館に足りないものは何か?を考えるきっかけになる大変有意義な研修である。
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