聖恩移居此宅日久後為大地震宅地裂損矣換宅而舊宅為菜園之地及嫡孫屋宜親方宗壽萬暦三十八年庚戌自薩州遣阿多氏相良氏高崎氏等正經界均井田時菜園地並仕明田畠等名屋宜五良自此始為受地于今相傅其所領之寳印左記

　（原文草書）／志よ里＜（首里）＞の御ミ事／にしのこおりの／一人こちひらの大やくもいにかうち／ひらふたかれ／一　三ぬき五よいち屋ところまわるの／かき者くわけてくうゑ候てくわ／うまかいつまてむこゝろやすくに／たまわり申候屋ところうりかいすら者／人むおさいるな人にむおさいられるな／ねいと＼／うりかいして御いんはん／こいかい候ておかミあるへし／志よ里よりこちひらの大やくもいか方へまいる／嘉靖三年四月二十日

　二世諱元宰 東風平親方
　　童名眞牛名乘政供號韓相行一生日及卒日不傅
　　父諱開極
　　母號本屋
　　室號道雪（不知為何人之女）
　　長男宗壽
　　長女玉金（嘉靖三十年辛亥生嫁韓氏峯井親雲上元傅崇禎四年辛未八月二十四日死壽八十一號桃園）
尚清王世代
　　嘉靖年間續父跡任東風平間切總地頭職叙紫冠後任三司官職屋良座森城見碑文
尚元王世代
　　嘉靖三十九庚申年卒

　三世諱宗壽屋宜親方
　　童名太郎金名乘政長號松伯行一嘉靖二十六年丁未生
　　父諱元宰
　　母道雪
　　室宜野灣間切嘉数村生産也
　　長女思武太（隆慶五年辛未生嫁惠氏神谷親雲上友良順治十五年戊戌二月朔日死壽八十八號花岳）
　　次女玉金（萬暦七年己卯生嫁伊江大城親雲上崇禎八年乙亥十月九日死年五十七號玉樹）
　　長男承忠（無後）
　　三女眞牛（萬暦十三年乙酉生嫁和氏東風平比嘉親雲上景喜康煕二年癸卯四月四日死壽七十九號梅月）
　　繼室眞鍋吉氏儀間金城親雲上孟明長女（嘉靖四十三年甲子生崇禎八年乙亥九月十六日卒壽七十二號龜遊）
　　四女思戸（萬暦十六年戊子生嫁朱氏喜屋武親雲上直堅崇禎十五年壬午十月二十四日死享年五十五號嚴嶺）
　　次男承宗（雖為次男兄承忠因早死繼父家統）
　　奉事於
尚元王及
尚永王
尚寧王世代
　　萬暦年間任中城間切屋宜地頭職為謝國富勢頭尋叙座敷航于大島為仕