教員著作紹介コメント(相川充先生)

【本の情報】

愛する人の死、そして癒されるまで : 妻に先立たれた心理学者の"悲嘆"と"癒し" 』  
相川充著
東京 : 大和出版, 2003.2【分類 146.8-A25】


【コメント】

この本は,死別体験記ではありません。副題から,そのように誤解されてしまいがちですが。
この本は,愛する人との死別後,遺された者が,どのように死別を受けとめ
自らを癒やしていったら良いかについて,心理学の観点から述べたものです。
その際,私自身の体験を1つのケースとして取り上げている本です。

出版当時は,NHKや朝日新聞でも取り上げていただきました。
また,悲嘆心理学に関連する学術雑誌に引用されたり,カウンセラーから
「参考になった」というメールをいただいたりしました。
この本を読んだ遺された方たちからのメールやお手紙は,今でもいただいています。