教員著作紹介コメント(山本芳嗣先生)

【本の情報】

線形代数』  
 山本芳嗣 
    [東京] : 東京 : 東京化学同人, 2020.11【分類410-Ki59-3】


【コメント】

本書はElizabethとMarkのMeckes夫婦がケース・ウェスタン・リザーブ大学での
線形代数のコースのために書き下ろしたLinear Algebraの翻訳です。

このコースは、数学専攻からコンピュータサイエンスや工学の様々な分野までの広い範囲
の学生が履修しており、それに対応するためベクトル空間や線形写像を基礎とした理論的視点、
ガウスの消去法や行列の特異値分解に代表される数値計算の視点、加えて幾何学的視点の三者
の関連が理解されるようにと意図して原著は書かれています。

線形代数の通常のコースでは比較的早い段階で登場する行列式を最後の章に回し、多重線
形性と交代性から導びくという道筋をとった点、特異値分解を詳説した点 が本書の特徴と
なっています。

 

システム情報系 名誉教授 山本芳嗣