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教員著作紹介コメント(大河内信弘先生)

大河内信弘先生(医学医療系)よりご著書の紹介コメントをいただきました。(2015/01/07)

【本の情報】
『Therapy for hepatocellular carcinoma : etiology and treatment(Cancer etiology, diagnosis, and treatments)(Nova biomedical)』Nobuhiro Ohkohchi, editor. Nova Science Publishers, c2014【分類493.475-O53】

【コメント】
日本から世界へ向けて発信した肝細胞癌診療についての教科書です.
肝細胞癌は世界中で発生し,癌の中では罹患率では5位,死亡率では3位を占めています.
日本の肝細胞癌患者は1980年頃から増加してきました.患者数の増加が海外よりも早かったため,そして日本の医師が肝細胞癌の克服に熱心に取り組んだため,日本の診療技術は世界に先駆けて発展してきました.
この教科書は7つの章に分けられています.
肝細胞癌の疫学と病因,CT・MRIによる詳細な診断技術,エビデンスを基にした治療アルゴリズム,出血を抑えた手術手技,肝移植医療,日本で発展した肝動脈塞栓療法,陽子線治療です.
特に,陽子線治療は筑波大学で発展し,世界をリードしている治療技術です.
日本の肝細胞癌の診療技術を余すところなく伝えるこの教科書を是非手にとってみて下さい.