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教員著作紹介コメント(山縣 邦弘先生)

山縣 邦弘先生(人間総合科学研究科疾患制御医学専攻)よりご著書の紹介コメントをいただきました。(2010/04/12)

【本の情報】
『コメディカルのためのCKD慢性腎臓病療養指導マニュアル』  山縣邦弘編集.南江堂 , 2010.3【分類494.93-Y22】

【コメント】
CKD(慢性腎臓病)は、腎臓を専門としない医師や医療関係に従事する方たちが、患者さんとともに腎疾患対する理解を深めてもらい、腎機能の低下や心臓血管病などの合併症発症を着実に防ぐことを目的に提唱されたものです。

CKDでは初期の自覚症状がないため、症状が進むまで受診放置してしまった場合も多く、「あのときしっかり治療していれば」という患者さんが多いのです。

このような状況を打開し、末期慢性腎不全による透析導入患者さんの数を少しでも抑制したり、心臓血管病の発症を未然に防ぐことを目指すためには、医師と患者さんだけでなく、医療に従事する様々なスタッフの方たちを交えたサポート体制の整備や、関係諸機関が円滑な診療連携を行っていくことがきわめて大切と考えられます。

このように、CKD診療連携のためには、さまざまな職種の方にCKDを理解していただくことが必要です。本書がCKDの診療、介護に携わる可能性のある方、CKDについて学びたいと思う方にご一読いただき、役立てていただければ、幸いです。