『子どもの脳の多様性に応じた言語・コミュニケーションの指導と支援』
宮本昌子 著
金子書房 , 2025【分類 378.2-Mi77】
【コメント】
「言語障害があるからがんばって治療しなくてはいけない」と考える時代ではなくなりつつあります。脳の多様性に応じて、人の話し方は様々である、と言えそうです。その人らしい生き方をするために、子どもの苦手なところをどう補うか、周囲は子どもとどういう気持ちで接するといいのか…。日々臨床を経験している筆者が、親や支援者から聴いた話を紹介しています。お子さんの言語障害の種類が、一通りわかるようにもなっています。これから言語障害を勉強したいという人に是非読んでいただきたいです。