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町狩野
[読み] まちかのう
[始年] 17世紀
[Y1] 狩野孝信(1571-1618)の子、探幽(1602-74)、尚信(1607-50)、安信(1613-85)三兄弟、それぞれ江戸幕府奥絵師となり(1617年、探幽、1630年、尚信、1624-44頃安信)、尚信の孫岑信を加え、四家が奥絵師として旗本格を与えられた。
[Y2] その下に分家や門人の表絵師(探幽養子洞雲益信の駿河台狩野以下15家)がある。
[Y3] 町狩野はこれ以外の狩野の名称を許された門人の家で、幕府絵師に組み込まれない民間の絵師を言う。
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