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青本
[読み] あおほん
[始年] 18世紀始め
[終年] 18世紀後半
[Y1] 1708年頃が最盛期の、草双紙(絵入小説)の一種で赤本を継ぎ黒本と並行して黄表紙発生まで流行。
[Y2] 表紙が萌黄色で青本と名付く。五丁で一冊。各丁に必ず半丁あるいは見開きの絵と説明文がある。
[Y3] 内容は児童のための絵解から、のち、軍記物、仇討物、歌舞伎物を扱う。当世風俗にも触れるようになり黄表紙を誘発する素地となる。
[Y4] 黒本と内容的に区別することは難しい。
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