ディジタル日記 -- アメリカ編(6月)

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6月1日(土)

晴。
丸山さんに車でホテルから空港まで送ってもらう。 途中、ラ・ホヤの海岸に立ち寄る。いい天気で爽快。
サンディエゴ空港から12時20分発のノースウェスト機により、 デトロイト経由でピッツバーグへ。
3時間の時差があるため、ホテルにたどりついたのは夜の10時半(東部時間) でさすがに疲れた。

6月2日(日)

晴時々曇。
帰国まで泊まるのはハンプトン・イン(Hampton Inn) という値段の割に 新しくてきれいなホテル。難点はレストランがないことだが、朝食は ロビーで無料で提供されるのでありがたい。
大学に行って久しぶりに日本語の使える端末で筑波にアクセスして みるがつながらない。仕方がないのでダウンタウンに遊びに行く。目当ての本 屋(Barnes & Noble)はやっていたが、閉店が多く閑散とした感じ。 まったく日曜はどうしようもない。 荷物を運ぶためのリュックサックを買おうと思ったのだが見つからない。 歩いて川を越えてステーションスクェアにも行ってみたが、適当な店が なくやはり駄目。
空しくホテルに帰る。

6月3日(月)

曇時々雨のち晴。
今滞在中のホテルは無料で客を目的地に送ってくれるシャトルサービスをやっ ている。1時間に1本だけで何人かの客の行き先を順番に回っていく仕組だが、 今日はこれを使ってみた(バス停も近くにあるし、歩いても20分程度なのだが)。 運ちゃんが School of Library and Information Science の建物を知らず ちょっと説明に窮したが、何とかたどりついた。
筑波にアクセスしてたまっていたニュースを飛ばし読み。
アパートを出る時に払い忘れた電気代を払おうと管理人に電話したが、不動産 屋に電話しろと言う。不動産屋に電話すると話が通じない。秘書のキャロルに 泣きついて代わって話してもらう。結局小切手を作って事情を書いて送れとい うことになったが、 銀行に行って聞いてみると、小切手は10ドルも手数料を取られて(電気代は 18ドル少々)馬鹿らしいので、手数料3ドルの為替にした。郵送はキャロルが やってくれることになったが、とにかく面倒なことこの上ない。
カーネギーメロン大学訪問。 筑波大から来てInformedia プロジェクトに参加 されている中村さんの案内でいろいろ見学させてもらう。
その後、工学図書館(Engineering and Science Library) を訪れ、 Terry Wittig という レファレンスの人(Terry というから男だとばっかり思っていたが女性だった) に、カーネギーメロンにおける TULIPプロジェクトについて説明してもらう。

6月4日(火)

昨日の夕方晴れてきたのでこのまま晴天が続くのかと思ったらまた雨。 カリフォルニアの青空と比較して(はいかんのだろうが)うんざりする。 明後日にはこのピッツバーグともおさらばだが、帰る先の日本も梅雨空 かと思うと余計気が重くなる。
今日もホテルの無料シャトルバンで大学に向かったら、 反対方向のダウンタウンに先に行かれてしまい、えらく時間がかかった。
昼には雨も上がって日がさしてきた。午後はほとんど今回の在研の報告 をどうしようか悩んで過ごしたのだが、夕方、ラスムッセン教授が来て、 明日、研究の成果を聞かせろと言う。 予期はしていたことだが、ますます憂鬱になる。

6月5日(水)

晴。
ホテルのシャトル、今日は先に大学の方に行ってくれた。1日置きに先に 向かう方を変えているのだろうか。
ヒルマン図書館の野口さん、幸田さんと一緒にお別れの昼食(インド料理の バイキング)。野口さんにおごってもらってしまう。 いろいろお世話になったことだし、本当ならこっちがごちそうしなきゃ いけないところなのだが。
4時過ぎ、ラスムッセンさんに今回の研究について報告。訪問先のリストを 見せて、日本に帰ったらこういう点を話しますと簡単に説明しただけだが、 熱心に聞いてくれた。論文を書いたら送ってほしい(できれば英語の 要約つきで)とも言われた。報告が終ると何とも言えない解放感。ペグ、 キャロルはじめ、あたりにいた人に挨拶をして5時前に LIS の建物を出る。
明日はいよいよ帰国。 昼過ぎ(13時20分)の飛行機なのだが、早めに空港へ行ってしまう ことにし、10時のシャトルを予約。

6月6日(木)、6月7日(金)

晴。
空港へ。チェックインは簡単に済み、出発までにずいぶん時間が余る (カウンターのおばさんが「はやばやと来たわねー」という感じの ことを言った)。 空港内の店でおみやげを物色。子供向けに NHL ピッツバーグ・ペンギンズの Tシャツと靴下を買う。あの逆三角形のペンズのマークがすっかり 気に入ってしまったのだ(子供にはいい迷惑かな)。
昼食はデリで玉子サンドイッチと野菜スープ(これがうまい)。
中継地のデトロイトでは前にあたりをつけておいた免税店に直行。 ウィスキー、チョコレート、それに口紅をあわてて購入。
成田行のジャンボに乗り込むと、その大きさと人の多さに国際線の 雰囲気が肌で感じられる。 当然のことながら日本人も多く、日本の新聞などもあって、 いよいよ帰国するんだという実感がわいてくる。
隣の夫婦に緑茶はどういう具合に生えているんだと聞かれて返答に 窮したり、トイレに入っていたら揺れ始めて、あわてて席にもどろう としたら水が止まらなくて焦ったり、といった小さなハプニングは あったものの、無事成田着。 帰国の審査も簡単に済み、ロビーで出迎えの女房、子供たちと対面。
会ってみれば何事もなかったかのようにこれまでの日常生活に 戻り、それはそれで悪くない感覚である。

(了)


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