ディジタル日記 -- アメリカ編(4月)

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4月1日(月)

James Rush という人の "Electronic Reference Service and the Digital Library" という講演を聞く。まさにこちらの関心にぴったりあった題目で期 待していたのだが、どうもくい足りない。目新しい話がない(と思う。聞き取 れなかっただけか?)。
4月15日からのオハイオ訪問のためのレンタカーを予約。相手が変な奴で話が 通じず一苦労(こっちの英語もめちゃくちゃなんだろうけど)。あげくは ここへ電話しろと別の番号を教えられ、かけてみると留守番電話。秘書のペグに泣き ついて話をつけてもらう。

4月2日(火)

晴れ。寒い。
ホテルの予約をしようと研究室の電話でかけてみるが、つながらない。 ペグに聞いてみると、彼女も試してみたあげく、どうも長距離は かけられない電話のようだとのこと。午後、かけられる電話を貸して くれると言う。
昼食は中華のランチ・ビュッフェ。入口で$5.25を払って後は好きなものを 取り放題。なかなか良い。本屋でみやげ物少し買う。
LIS に戻り、別の部屋の電話でワシントンのホテルの予約。 またペグに教えてもらった People's Travel という旅行代理店に 電話して航空券などの予約。

4月3日(水)

午前、カーネギーメロン大学の Indira Nair という人の "Decision Making in the Engineering Classroom" という講義に出る。電子図書館とは無関係。
ジャイアント・イーグル(Giant Eagle) というスーパーで干しあんず、 プルーンジュース、カップヌード ルなど買う。カップヌードルは日本のものより若干小さめか?でも50セントく らいなので安い。Nissin ブランドの他に Maruchan と Foodなんたらというの があるが、皆カップをさらに紙のパッケージでくるんであるのがもったいない。 Ramen Cup とかいう名前が印刷してある。ちなみに中華料理店に行ってもラー メンにはお目にかかれない。Lo Mein とかメニューにあるのは焼そば。
このジャイアント・イーグル、ピッツバーグでは大手らしい。筑波のカスミみたいな もんですかね。
夕食にボストン・マーケット(Boston Market) というファーストフードの 店に行く。カーヴァー(Carver) というボ リュームたっぷりのサンドウィッチが売り物らしい。飲物にミルクを頼んだら 500 ml(正確には1パイントなので473 ml) 入りの紙パックがそのままどんと 出て来て驚いた。

4月4日(木)

People's Travel に行ってチケット購入。若い女性二人がいるだけ。 ヘッドホンで電話を受けて端末をたたいて処理するという形で、直接訪れ ている客などいない。カリフォルニアのホテルの予約も頼む。 午後、Forbes Quad という大きな建物に出かけて、ピッツバーグ大学図書館の Director(館長?) Rush G. Miller という人の "Medieval Studies and New Technologies" という講演を聞く。WWW 上のさまざまなホームページを訪れな がら、人文科学(特に中世研究)と電子情報処理との関わりを解説(だと 思う)。

4月5日(金)

12:00-13:00、去年夏のディジタル図書館国際シンポジウムにも来日した Howard J. Wactlor 氏の Informedia に関する講演。
People's Travel から FAX。5月18-21日はバークレー近辺のホテルは "SOLD OUT" だそうだ。ショック。これでは旅行計画がめちゃくちゃだ。あわてて People's Travel に電話すると、担当の Helen が休んでいるから月曜に連絡 すると言う。これから行くからあなたが代りにやってくれと頼んだら、今日は もう店を閉めたい(イースター前の金曜だから)と言う。うーむ。

4月6日(土)

曇。寒い。LIS で untei1 につないでみたら比較的応答が良かったので、 この日記を書く。
夕方、家に国際電話。筑波大のコンピュータにはちっともつながらない とのこと。

4月7日(日)

イースター。時々雪。
Pittsburgh Center for the Art とかいう所へ行ってみるが休み(やっぱり)。 Walnut Street の台北という中華料理店で昼食。
夜になって、TV を見ていて何だか時間がおかしいことに気づく。 ひょっとしてサマータイムに切り替わったのでは。

4月8日(月)

朝、テレビで時間を確かめたら、やはり1時間早まっている。あわてて大学に 行く。9時から "Visiting Scholars Coffee Hour"なのだ。スーツにネクタイ で行ったら、みんなラフな服装。 ここで学部長の Toni Carbo Bearman さんと話す機会があった。穏やかで知的 な感じでなかなか魅力的な女性。NII の委員会のことを聞いてみたら、2年半 もかかってやっとこないだ報告書を出した、アメリカは各州がそれぞれ国のよ うなものだから調整が大変というようなことを言われた(と思う)。
People's Travel に行って、切符の名前が違っていると申告。ラスト・ネーム に間違いがなければいいとのこと。バークレーに行くのに便利なホテルを探し てくれるよう頼むが、バークレーのホテルは一杯と言うばかりで親身になって くれない。ともかくオークランド、サンフランシスコのホテルを探してくれる よう頼む。WWW で見つけた Best Western Thunderbird Inn というオークラン ドのホテルのページのハードコピーを示すと、一所懸命電話番号をメモしたりし て何だか頼りない。
同室のマイケルは今日でオーストラリアに帰国。
夜、また雪。

4月9日(火)

晴時々曇。寒い。
10時半から SLIS の講演会 "Anonymity and Atomicity in Electronic Commerce" というのを聞く。講師は L. Jean Camp というカーネギーメロン大 学の女性。インターネット上で金のやりとりをする際の問題点などの話(らし い)。
昼食にツナサンドを食べた後、大学内にある Stephen Foster Memorial (フォスター記念館。「ケンタッキーの我が家」などのあのフォスターです) を見学。誰もいない。事務 室のようなところでパンフレット、絵はがき、CD を購入(帰ってか ら見てみたら、パンフレットのページが破れていた)。
ついでに隣にある Heinz Chapel という教会も覗いてみる。ステンドグラスが 美しい。

4月10日(水)

朝目覚めると雪。午前中は筑波大のワークステーションに接続してニュースを 読んだりする。午後、雪がやんだのでまたフォスター記念館に行って乱丁パンフレッ トを交換してもらう。
3時、エディ・ラスムッセン教授に研究方法を相談。ピッツバーグでコンタク トを取るべき人を何人か教えてもらう。名前を教えてくれるだけで、連絡 は自分で取らなきゃいけないのがまた気が重い。
People's Travel からは何の連絡もない。Web でホテル情報を探してみるが、 どうも決め手がない。Webでの予約はどうも不安で手が出せない。
アメリカに来る前もそうだったが、来てからもこんなふうに旅行の手配のこと で頭が一杯で良くない。これでは何のために来たのかわからない。

4月11日(木)

晴。やっと春らしくなった。
近くの郵便局から荷物を船便で送る。段ボール一箱で$50 近くかかる。
Frick Fine Arts Building という 芸術学部の入っている建物へ行って、そこの図書館(Frick Fine Arts Library)を見学。ついでに(どっち がついでだか)同じ建物内の University Art Gallery でやっていた "The Hundred Languages of Children" という展覧会を見る。
People's Travel からは昨日 FAX が届いていた。どうやらオークランドに 宿がとれた模様。バークレーに行くのに便利かどうか不安だが。

4月12日(金)

月曜からオハイオに行くのに使うレンタカーの予約の再確認。6月1日に カリフォルニアから帰ってきた時のホテルの予約。これで旅の手配はほぼ完了 か。それにしても一人でレンタカーで片道 300 km もの旅をするなど、われなが ら無謀だなあ。
朝のうち曇っていたが、やがて晴れてきて暑くなった。春を通り越して夏になっ たようだ。
部屋に閉じこもっているのがもったいないので、散歩に出かける。 Cathedral of Learning に登ってみる。36階。ガイドマップには展望室があるような 書きぶりなのに、普通の廊下に小さな窓があるだけ。回りの部屋は事務室のよ うでいごごちが悪いので早々に退散。
South Craig Street という商店が並んでいる通りの Caliban Book Shop とい う古書店に入る。Rare and Scholarly Books とかウィンドウに書いてあるの でちょっとびびったが、入ってみたら普通の古本屋だった。SF のペーパーバッ ク4冊買う。

4月13日(土)

曇のち時々晴、夜一時雨。 LIS で端末に向かう。

4月14日(日)

昼、かねてより教えてもらっていた"SUSHI TOO"(寿司忠?)という寿司屋に 行ってみるが、日曜は午後1時からということで閉まっている。
2時、 Carnegie Library of Pittsburgh のレクチャー・ホールで開かれた Three Rivers Freenet という市民ネットの説明会に出てみる。
4時頃に終って外に出ると、晴れ上がって非常に気持ちがいい。LIS の端末室に寄って みると、満員で驚く。みんな日曜なのに何をやってるんだ。
夕食、SUSHI TOOに行って、 Vegetable Trio なる野菜炒め定食を食べる。野 菜トリオとはマッシュルーム(?)、もやし、ササギ(?)。ご飯はジャポニ カ米で味噌汁もつく(他のなんたらスープと選択できる)。税金、チップも含 めて15 ドル近くになったのでちょっと高いか?隣の家族で来ていた旦那は Sake を注文していた。出てきたのは菊正宗のお銚子。メニューには他に SAPPORO のビールなどもある。店員は韓国人か中国人らしく、日本語は聞こえ てこない。

4月15日(月)

朝、少し LIS に寄ってから覚悟を決めて Thrifty Car Rental へ。幸い上天 気。このレンタル会社は Holiday Inn の中にある。行ってみると、窓口のお じさんが、コンピュータがダウンしている、とさえない顔。結局手書きで書類を 整えて、少々遅れて車を受け取る。いつも運転しているのはシビックなので、 コンパクトという小さめのクラスを予約していたのだが、無料でアップグレー ドしてやると言って、ドッジという大きな車になってしまった。やはりギ アやワイパー、ウィンカー(アメリカではブリンカーと言うらしい)のレバー の位置が逆なのにとまどう。まあいいや、行けー。
というわけでかねて地図で調べておいた通り、空港へ向かう高速に乗り、コロ ンバスへと出発。高速道路は無料(アメリカでは有料の道路の方が少ない)。 ところどころ穴があいていたり、工事中で車線規制があって渋滞したりとかあっ たが、わりに順調。途中、2、3回 Rest Area で休んだが、 これは日本のサービス・エリアと違って、トイレとコーラの自動販売機がある だけ。食事をしたい場合はいったん高速を降りることになる。まあ無料なんだ し、Food Exit とかいう看板が出ていてこの出口にはこういう店があるよとか 表示されているので苦労はしない。というわけで昼はケンタッキーフライドチ キンでホットチキンパイ。
オハイオ州に入る前あたりから雲行きが怪しかったのだが、コロンバスの都心に さしかかった頃、どしゃ降りになって先が見えず参った。おまけに渋滞だし (急ブレーキ一度、車線を間違えて割り込ませてもらったこと一度)。生きた心地が しなかったが、どうにかホテルに到着。
夕方、家に国際電話。

4月16日(火)

オハイオ州立大学訪問。 雨の中、教えてもらっていた立体駐車場は満車。次の駐車 場を見つけて入ろうとするが、駐車券が出てこない。苦労して隣のゲートに車 を入れ直す。まったくアメリカは機械の故障が多い。
Main Library に向かう途中でリスを見かける。本当にアメリカはリスが多い。
ジョン・ストーカー(John C. Stalker)さんという情報サービス課長 (?。 Head,Information Services Department という肩書)が案内して くれる。
昼は日本からの留学生と一緒に日本料理店につれていってもらい、ご馳走にな る。ここは日本とまったく変わらないものが出てくる。 近くにホンダの工場があって日本人が多いのだそうだ。かき揚げうどんを食う。 同じ敷地内に日本の書店があるというので覗いてみた。子供の学習書が多い。 当然のことながら高い値段がついている。隣に古本コーナーがあったり、掲示 板に家庭教師しますという張り紙がしてあったり、テレ ビで NHK のニュースを流したりしていて日本人のコミュニティ・センター のような趣き。
雨がやんで晴れ間がのぞいたかと思うと、次の瞬間にはどしゃ降りになり、し まいには雪までちらつき出す。

4月17日(水)

10時、OCLC 訪問。
朝、時間があったので、ガソリンのセルフサービスに挑戦。 機械に手順の説明くらい書いてあるだろうと思っていたのだが、そんなものな し。仕方がないのでとにかくポンプの先を車のタンクに突っ込んで引金を引い てみるが、何も出てこない。しばらく悪戦苦闘していたが、何かの拍子に出始 め、メーターが回りだしてほっとした。しばらくしてガクンといってポンプが 止まる。ポンプを戻して、さてそれで?。メーターにはガソリンの量と値段が 表示されてますけどね。途方にくれていると、となりで入れていたおじさんが 店の方へ歩きだしたので後についていった。レジでポンプの番号を言って料金 を払うというシステムだった(そんなことどこにも書いてないぞ)。
テレビや新聞ではガソリンが湾岸戦争以来の高値だと騒いでいる。1ガロンあ たり1.23 ドルくらい。1ガロンは約3.8リットルだから、やはり日本とは値段 が違う。
OCLC ではテリー・ノローという人にお世話になった。午前中は 研究開発担当者3人に順番に会って、それぞれのプロジェクトに ついて話を聞く。 昼食をおごってもらった後、 FirstSearch の関係者に引き合わ せてくれるという話になったが、OCLC に戻ってみると誰もいないとのことで、 早々においとますることにした。
天気がいいので途中公園に寄ってみたりした が芝生が広がっているだけで何もない。仕方がないのでホテルに帰ったら、部 屋を掃除している最中。困ってしまった。
今まで横目で見て通り過ぎていた Chemical Abstracts Service の敷地に入っ てみるが、関係者以外立入禁止の札はあるし(どこにでもあるけどね)、訪問 者を受け入れるような雰囲気ではないので、ここも退散。地図で見ると、オハ イオ州立大の隣に美術館らしきものがあるようなので、そこに行ってみようと したが、大学周辺は人も車も一杯でどの建物がそうなのかさっぱりわからない。 あげくの果てに大学の中に迷いこんで、人を引っかけないよう苦労しながら、 ノロノロ運転で後ろの車に迷惑をかけつつ、ほうほうのていでホテルに逃げ帰っ た。

4月18日(木)

晴れて暑い。コロンバスからピッツバーグへ。2時過ぎに何とか無事帰着。
途中どこかに寄ってみようかとも思ったが、心理的にその余裕がなかった。と もかく早く車を返してしまいたかった。ガソリンを満タンにして返さなくては ならないので、大学の近くのガソリンスタンドへ行くが、ここがまた昨日のス タンドとは違って、プリペイドカードかクレジットカードを先に機 械に読み込ませるシステム。何とかクレジットカードは読んでくれたが、ポン プを突っ込んでもガソリンが出てこない。もう一度最初からやり直してやっと うまくいった。入れ終るとレシートが出てくる。最初から最後までまったくの 自動販売。便利なんだろうが、何だか恐ろしい。アメリカに来て、何度も機械 の故障に悩 まされているだけに、たとえば後で使った人の分まで自分のカード番号で記録 されてしまうんじゃないだろうかといった恐怖にかられる。
車を返した後、LIS に行く。 図情大の元図書館長の竹内先生がいらっしゃっているとの話だったので、周り の人に聞いてみたのだが、確かにご滞在中だがどこにいらっしゃるのかわから ないという返事。

4月19日(金)

10時、Natural History Library at the Carnegie のツアーに参加。これはカーネ ギー博物館の中にある図書館。中心となる図書室は2層の積層書架になってい て、さほど広くない。書架部分を除いて床がガラスで恐い(この博物館全体に ガラスの床が多い)。他に部門ごとに図書室があって、それぞれ独自の分類で 配架しており、データはオンライン化されておらず(計画中)、探すのは大変 だそうだ。
鳥の標本を作成、保存している部門を見せてもらった。剥製に札をつけて引出 しに保存してある他に、ホルマリン漬け(?。ピクルスと言っていた。びんの 中の液体はアルコールと言っていた。分類記号はアルコールのAが頭に付くの だそうだ)が棚に並んでいた。両方とも必要だそうだ。
12時、LIS に戻って、コックス (Cox) 助教授 の講演を聞く。Archives と情報テクノ ロジーに関する話で、進行中のプロジェクトの紹介があった。Web でデモしよ うとしたが、デモ機の WWW ブラウザの使い方がよくわからなくて失敗。後で ホームページを覗いてくれ とのこと。
午後は自分の研究室で端末に向かう。訪問に関する電子メール書きで日がくれ る(実際は8時頃まで明るい)。
結局竹内先生にはお会いできなかった。

4月20日(土)

晴時々曇。暖かい。アパートの隣は Shadyside Hospital という大きな病院な のだが、その庭に何本か桜(だと思う)が植わっていて満開。
午前中は LIS で筑波のワークステーションに接続。 午後は自分の研究室で端末に向かう。訪問に関する電子メール書きで日がくれ る(実際は8時頃まで明るい)。

4月21日(日)

晴。暑い。前に行って休みだった Pittsburgh Center for the Arts という美術館に行ってみる。 入館料はないのだが、Suggested donation というのがあって、大人は3ドル。 地元で活動している芸術家たちの作品発表の場になっているらしい。
隣の公園でしばらくぼーっとして過ごす。ここにもリスがいる。犬を 放して遊ばせている人が多い。犬は放しちゃいかんという看板があるのに。
夜、なんとか園(漢字が読めん)という中華料理店に行ってみたら満員。 ホタテのガーリックソースというのを注文してみる。メニューに Hot and spicy と書いてあったが、ちっとも辛くない。

4月22日(月)

曇のち晴。むし暑い。半袖など持ってきてないぞ。
家から FAX が届いている。筑波大のコンピュータにはつながらないとのこと。
また Caliban Bookshop へ行く。最大の掘り出し物は Ted Nelson の "Literary Machines '93.1"でなんと25セント(定価25ドル)。他に "Tolkien: the Illustrated Encyclopedia" とディック2冊、ピンチョン の計5冊で20ドルちょっと。スキップして帰る(嘘)。
LIS の図書室にあった George P. Landow "Hypertext in hypertext" Windows 版を借り出して8階の端末室で試してみる。これは同じ著者の "Hypertext: The Convergence of Critical Theory and Technology" を DynaText というソフトでハイパーテキスト化したもので、日本にいる時から 見てみたかったもの。
それにしてもこの図書室はソフト(フロッピー)を普通の本と一緒に配架して あるなあ。

4月23日(火)

雨。わりに暖かい。このにっきをかいていたらかんじへんかんのサーバがしん でしまった。
夕方、ぐっと冷え込んでくる。

4月24(水)

晴。寒い。PNC Bank という銀行でトラベラーズチェックを現金に替えてもら おうとしたら、口座を持っていないとだめだと拒否される。仕方がないから 別の銀行へ行く。
イリノイ大学のディジタル ライブラリのページを覗いていたら、 IEEE の Computer 5月号がディジタルライブラリ特集とのこと。 調べてみると、この雑誌はピッツバーグ大学オークランド・キャンパスでは 2つの部局図書室( Chemistry/Computer Science Library および Engineering Library)で購入しているようなので、図書室の見学を兼ねて 見に行ってみる。どちらもどうということはない普通の図書室。どちらにも5 月号はまだ届いていなかった。それにしても図書館情報学部(SLIS)の図書室に コンピュータ関係の雑誌がないと思ったら、化学とくっついて別な図書室があ るなんて何だか不便だ。

4月25日(木)

曇時々晴。昨日よりは暖かい。WWW で PNC Bankのページ を見つけたので、なぜトラベラーズチェックを現金に替えてくれないんだ、と 投書してやる。
ピッツバーグ大学の Music Library と Graduate School of Public and International Affairs(GSPIA)/Economics Library という2つの図書室に行っ てみる。

4月26日(金)

雨、午後になって晴れ、夜また雨。筑波のコンピュータとつながらなくなって いる。
Soldiers and Sailors Memorial という戦争記念博物館に行ってみる。 こういうのが大学の一角にあるというのも不思議な感じがするが、南北戦争 からベトナム、湾岸戦争まで、ちょっとした展示がしてある。この建物を見て、 一瞬日本の国会議事堂の真ん中の部分を連想した。
もう一つ、Cathedral of Learning の中にある Darlington Memorial Library という言わば貴重図書室。司書のおばさんが何やら電話しているだけで他に誰 もいない。古い本や雑誌が雑然と並べてあるだけといった感じ。

4月27日(土)

今日もまた筑波とつながらない。そう言えば日本は連休が始まってるんだよな。
少し寒いが、上天気なのでバスに乗ってダウンタウンに行ってみる。 ピッツバーグはアリゲニーとモノンガヒーラという二つの川が合流してオ ハイオ川になるところに位置するのだが、その合流地点が公園になっている。 この公園に行ってみたのだが、閑散としている。絵葉書などでよく見る噴水も 止まっていて、どうしようもない。 対岸にカーネギーサイエンスセンター が見えたので、行ってみることにした。橋を渡って、川岸に沿って歩いて 行ったのだが、橋の上で一人とすれ違っただけで、他に歩いている人などいな い。ようやくたどり着いて中に入るとそれなりの盛況。まあよくある科学館で、 男一人でうろついていても場違いな感じ。
帰りに地下鉄に乗ってみた。地下の駅は4つのみで、すぐに地上に出て郊外に伸びて いる。2両編成で地下鉄と言うより都電のような感じ。ダウンタウンの中は 無料(!。実はバスも昼の間はそう)。

4月28日(日)

またまた上天気なので昨日に引続きダウンタウンへ。 地下鉄が地上に出て川を渡った最初の駅の Station Square というところに行 く(ここはダウンタウンの外で75セントかかる)。 Monongahela Incline と いうケーブルカーに乗る。これはダウンタウンの対岸の丘を登るもので、上がっ たところに展望台があって摩天楼や川を見渡すことができる。片道1ドルで わりと良心的(そのくらいじゃないと誰も乗らない?)。
その後、河岸のショッピングセンター(昔の鉄道の駅の跡を改装したもの)に 入ってみるが、男一人でうろついていても場違いな感じ。
夜、中華料理店でホタテのガーリックソースなるものを食べたら、胃がおかし くなって変な夢を見た。

4月29日(月)

午前中雨で肌寒かったが、午後になって晴れてきて暑くなった。こんな天気が 多くて調子が狂う。
カーネギーメロン大学 Mellon Institute Library に行ってみる。 ガラスケースに TULIP Project のポスターとニュースレター、それに色紙で 作ったチューリップが飾ってあるが、ニュースレターの日付は 1993 年。 現在も続いているのかどうか怪しい。職員に聞いてみようにもカウンターに 人影なし。研究室に戻ってからポスターに名前のあった人に電子メールを出し てみる。

4月30日(火)

朝、また雨。昨日から鼻の奥がなんとなく痛かったのだが、 頭が重く膝も痛み出したので、4時過ぎに帰り、日本から持参のカゼ薬を飲んで 早々にベッドに入る。


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