Monthly Archives: 12月 2013

Readingバトン(野村港二 教育イニシアティブ機構教授)

Readingバトン野村先生写真Readingバトン-教員から筑波大生へのmessage-
山田(前)学長波多野(前)附属図書館長吉武大学研究センター長中山附属図書館長秋山先生渡辺先生五十嵐先生森先生に続く第9走者として、野村港二 教育イニシアティブ機構教授から寄稿いただきました。


「日本国語大辞典」表紙(カバー)Pick Up
『日本国語大辞典』日本国語大辞典第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部編.小学館 , 2000-2002 【分類813.1-N77-1~13,s】(参考)

「広辞苑」表紙(カバー)Pick Up
『広辞苑』新村出編.岩波書店 , 2008 【分類813.1-Sh64】(参考)

「The Oxford English Dictionary」表紙(カバー)Pick Up
『The Oxford English dictionary』prepared by J.A. Simpson and E.S.C. Weiner.Oxford University Press , 1989 【分類833-O93】(参考)

Pick Up
『研究社新英和大辞典』竹林滋編者代表.研究者 , 2002 【分類833-Ta58】(参考)

Book Review
 ブックレビューなのに辞書4編? 私が本を読まないのを、権威ある辞書のタイトルでごまかしたなと感じた方、正解かもしれません。第何版か書いていないのは、私のいい加減さと感じた方、今度は私の勝ち。普段は最新版を使っていても、時間があるときに図書館に並んでいる古い版と読み比べて、見えてくることを楽しんでいます。

(図書館註:便宜上、リンク先はそれぞれ特定の版になっています。ご承知おき願います)

 伝統と権威のある辞書の変遷は、文化史そのものです。試しに、新英和大辞典の初版に近いものと、最新の第6版で「default」を比べてみます。新版には、「[電算]デフォルト、初期設定、既定値」という意味が掲載されていますが、第5版までは、「怠慢、不履行」などだけで、コンピュータ用語は出ていません。Oxford English Dictionary (OED)では、徹底的に単語の語源や初出が調べられています。
 私の専門になりますが、1970年代に細胞融合でトマトとポテトからpomatoが作られたことは有名です。このpomatoという単語の由来を調べていて、19世紀初頭の育種家による造語であることをOEDで知りました。バイオテクノロジーの専門書で無視されている事柄が、OEDに残っているのです。研究者としてこの宝庫を使わない手はありません。OEDや日本国語大辞典の用例からは、読むべき本や文献に出会えます。ただ、日本国語大辞典からは初出が不明な言葉が多いこと、特に江戸末期から明治初頭に作られたらしい言葉の初出が不明なことが多く、研究の余地があることに新鮮さを感じたりできます。
 広辞苑に掲載されている秀逸な挿絵にも変遷があります。同じ項目でも、最新版では観点が全く異なる絵になっていることがあります。そうなった理由を考えることは、昭和から平成にかけての日本の文化史を考えることにもなるでしょう。比較すると思わず笑いたくなる絵もあるので、宝探しをしてみてください。
 もちろん、他の言語でも伝統のある辞書、たとえばLe Petit LarousseやDudenを読み解くことで得られる情報は多いそうです。

 何かの言葉に「おや?」と思ったら、迷わず大きな辞書を引き比べ、じっくり読んで社会と言葉の歴史の世界に入ってみてください。

■次は、松本末男先生(附属学校教育局)です。


教員著作ページに8点追加

先生方からご寄贈いただいた著作8点を「筑波大学教員著作の紹介(2013年度)」のリストに追加しました。

  • ハラルド・クラインシュミット先生(人文社会系)
  • 山口恵理子先生(人文社会系)
  • 柿澤敏文先生(人間系)
  • 寺門臨太郎先生(芸術系)
  • 綿抜豊昭先生(図書館情報メディア系)
  • 佐藤眞理子先生(教育開発国際協力研究センター)
  • 勝田茂先生(名誉教授)
  • 堀池信夫先生(名誉教授)

掲載ページ: 筑波大学教員著作の紹介(2013年度)


鹿島アントラーズ クリスマス展!(12月16日~26日)

アントラーズ展示1アントラーズ展示2中央図書館エントランスに突然出現した展示ボード。

びっくりされた方も多いかと思います。
「鹿島アントラーズ クリスマス展」と題したこの展示、8月に本学と鹿島アントラーズとの間で協定が締結されたのを機に、国内の16タイトルを獲得したアントラーズの歴史を学生・教職員に広く紹介するために広報室が企画したもので、12月16日から26日までの予定で展示しています。

写真パネルのほかJリーグ開幕当時のユニフォームの展示もあり、サッカーのことをよく知らない方でも楽しめる展示になっています。
また、エントランスの石の広場側自動ドア横には、スタジアムツアーの申込書も置いてありますので、ご興味の方はぜひ。

なお詳細は未定ですが、広報室によりますと、展示期間中にアントラーズ選手によるミニトークショーも計画されているとのこと。こちらも楽しみですね。

鹿島アントラーズからの素敵なクリスマスプレゼントをご覧になりたい方は、ぜひ中央図書館エントランスへお越しください!
(ついでに図書館のご利用もお待ちしています!)


プレゼンテーションセミナーを開催します!

プレゼンテーションセミナーポスター附属図書館は、筑波大生のプレゼンテーションスキル向上のニーズにお応えして、ラーニング・アドバイザーとTGN(つくば院生ネットワーク)と共同でプレゼンテーションセミナーを企画しました。

題して「筑波大学No.1プレゼンターからプレゼンテーションの極意を盗む」。

今年の学園祭で開催された「院生プレゼンバトル2013」にて最優秀賞を受賞した(つまり筑波大学No.1プレゼンター!)山本さんを講師にお招きして、異分野・一般の方にでも分かりやすいプレゼンテーションについて、その極意を伝授する空前の太っ腹スペシャル企画です。
お申込み不要、どなたでもご参加頂けます。

筑波大学最高のプレゼンターが、どんなプレゼンを行うのか、どんなことに気をつけてプレゼンを行っているのか。気になる方はぜひぜひご参加ください! 学園祭の院生プレゼンバトルを見逃してしまった方のご参加も大歓迎です!
狭義の「プレゼンテーション」に限らず、コミュニケーション全般に応用できるかも??な「極意」を盗みとるチャンスです!

平成25年12月25日(水)15:30-16:30、中央図書館集会室でお待ちしています!
(月曜日の授業日です)

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