4 日本近世の写本と版本と高札


[4-13] 五海道中細見記 安政五年(1858)戊午処冬新刻. 1冊.[682.1-0-77]


 木版,冊子本。木版の横型袖珍本の道中記。安政五年は,西暦1858年。標題どおり東海道 中の案内書である。道筋・町中の様子が図解されており,各種の記号が使用されているが, その凡例もきちんと示されている。主要な町の宿屋も載せられている。

[4-14]筑波山名跡誌 1冊. [291.31-J-76]


 木版,冊子体の名所記。安永九年(1780) 本石町三丁目十軒店 東都書林 前川権兵衛版。 武埜 太原村野顕 校書。 同 小泉良栄画。筑波山とその周辺の地誌である。

[4-15]越後名所誌 頚城郡  上・下 2冊. [213.1-E-18]


 写本,冊子体の名所記。成立年・作者不詳。標題どおり越後国の頚城郡の名所を記したもので ある。色彩を施したかなりしっかりした絵図が数多く取り入れられている。

[4-16]名所図会 5種


 木版,冊子体の名所図会。  (1) 江戸名所図会 20冊. [291.36-Sa-25] 斎藤幸雄(長秋)・幸孝(県麻呂)・幸成(月岑)編。 谷川法橋雪旦画。天保五(1834)・七年刊。江戸とその周辺の絵入り地誌。
 (2) 日光山志 5冊. [太田研究室所蔵] 植田孟縉編 天保八年(1837)刊。日光とその周辺の 絵入り地誌。
 (3) 木曽路名所図会 6冊. [291-A-36] 秋里籬島著 法橋西邨中和画 文化二年(1805)刊。 標題では木曽路とうたっているが,実は中山道の名所図会の内容をもっている。
 (4) 拾遺 都名所図会 5冊.  [291.6-A-36] 秋里湘夕編 竹原信繁画 天明七年(1787)刊。 京都とその周辺の地誌。
 (5) 西国名所図会 10冊. [291.36-A-33] 曉 鐘成編. 松川半山・浦川公佐画. 嘉永元年 (1848)刊。伊勢・紀伊・和泉・河内・大和の霊場三十三ケ所の絵入り地誌。