2 紙の誕生と様々な装訂本−中国を舞台に−


[2-22] 包背装『影印四庫全書四種』 [旧和泉研究室所蔵]


 清・乾隆47年(1197)勅撰,上海・商務印書館,受教育部中央図書館委託民国24年(1935), 原寸影印故宮博物院所蔵文淵閣本,1帙6冊。有界,四周双辺,朱欄,毎半葉8行,行21字。 31.5×20.0cm(内匡郭 21.6×14.4cm)。 四庫全書の見本として『皇祐新樂圖記』など四種を 影印して原本そっくりに包背装で製作した叢書。経部は黄緑,史部は赤,子部は淡紺,集部は 茶と表紙も色分けしてある。呉興劉氏嘉業堂旧蔵。

[2-23] 洋装『四庫全書』 [082.7-Ki-45]


 清・乾隆47年(1197)勅撰,上海古籍出版社が台湾の商務印書館が影印した文淵閣本を 更に影印縮刷したもの。

[2-24] 線装『魯迅手稿選集,續編』 [旧和泉研究室所蔵]


 北京魯迅博物館編,北京・文物出版社,1962/1963,影印手稿。2冊。28.3×19.7 cm, 續編28.7×20.3 cm。魯迅の原稿を影印出版したもの。

[2-25] オフセットの版 1枚 [旧和泉研究室所蔵]


 『新編中国語読本』(陳明新編 東京・汲古書院)の版。鉛活字で組版を造り,それからできた清刷りを写真に撮って,アルミ版に焼き付けたもの。この版を使って刷られた図書は石印本と呼ばれる。石印本は,初期には版を残すことができなかったが,今は媒体の変化で版を残せるようになった。