ldic - MS-IME用図書館用語辞書

ldic は、図書館で使用されると思われる単語を集めたMS-IME用辞書ファイルです。

 現在辞書の単語数は 8,000 語余りです。 この単語数は実際は大嘘で、「改訂」と「改訂版」や、 「影印」と「影印本」がそれぞれ別の単語としてあります (しばらくの間、「ばん(版)」や「ぼん(本)」を接尾語として登録することを思いつかなかったため)。 「出版事項」のような単語は、「出版」と「事項」がすでに辞書にあるから登録する必要など全然ないのですが、 勢いで入れてしまいました。従って本当の単語数は、全体の単語数の以下と考えて下さい。

 元々はUNIXワークステーションで動くWnn(jserver)で使うために作り始めたのですが、 時代の流れに逆らえず、MS-IME用に変換した辞書になりました。

なお、ldicの中には「実際には存在しない出版社」や 「いかにもありそうな単語だけど、実は今だかつて使われたことのないはずの単語」 がほんのちょっぴりですが存在します。 実際の使用には実害が無いように作ってありますが、念のために書いておきます。

使い方

  1. Microsoft Office IME 2010を持っていなかったら、 マイクロソフトダウンロードセンターからOffice IME 2010をダウンロードしてインストールします。
    Office IME 2010は、Maicrosoft Officeの正規ユーザであれば誰でもダウンロード・インストールできます。
  2. ldic.zipをダウンロードし、展開します。
    展開した結果はエクスプローラでは「テキストファイル」と表示されますが、メモ帳で開いたりしないでください。
  3. 展開したフォルダの中にある、ldic-msime2010.dicをパソコンのハードディスクの適当な場所に置きます。 ここでは、「C:\ldic」に置くとして説明します。
  4. Office IMEの「ツール」から、「プロパティ(R)」を選択します。
  5. 「Microsoft Office 2010のプロパティ」ウインドウが開いたら、「辞書/学習」タブを選択し、 「システム辞書」エリアにある「追加(D) ...」ボタンをクリックします。
  6. 「システム辞書の追加」ウインドウが開きます。ldic-msime2010.dicの場所を指定して「開く(O)」をクリックします。
  7. 「システム辞書」を下にスクロールさせていくと、「図書館用語辞書ldic」が見つかります。 クリックして選択し、「辞書の設定」エリアの「一般(G)」「人名/地名(P)」にチェックを入れます。 (気が向いたら「話し言葉優先(C)」にチェックを入れても構いません)
  8. 「OK」をクリックします。
  9. 「でっちょうそう(粘葉装)」、「ひそうさいかん(非相殺館)」などの単語が一発で変換できればOKです。

History

 Wnnの辞書の貧弱さに困って、プライベートに辞書を育て始めました。 Wnnはおまけで付いてくる辞書の単語数が少ないだけで、 巷で言われているような「お馬鹿な」システムではないのです。
 最初は自分の知っている図書館関係の単語を入力しました。 数十語行かないうちにボキャブラリーが尽きました。
 次に職場のマニュアルで使われている単語を漁りました。 辞書は少し賢くなって、 ワークステーションで業務用のマニュアルを作成するのにさほど困らなくなりました。
 少し欲が出て、学術用語集に載っている単語を入れ始めましたが、 載っている単語が少々古くさい感じがしてすぐやめました。
 最新流行の単語を集めようと思って、「図書館雑誌」等の雑誌を捜しました。 大分経ってから気が付いたのですが、 図書館雑誌で論文を書くのに使う単語と日常業務で使う単語とは、 かなり違うのです。 雑誌に出てくる単語を入力するのは後にしました。
 この後見つけた図書館用語集は知らない単語がいっぱい出ていました。 調子に乗って入力するうちに、 宮内庁書陵部でしか使わないような単語ばかりの辞書になってしまいました。
 再び間違った道に進みかけたことに気付いて、 今度は各大学図書館の館報や、 学術情報センターのマニュアルから単語を拾い始めました。
 ある程度語数がまとまったので、公開することにしました。

参考にした資料

 ldicの辞書の作成にあたっては、次の資料を参考にしました。
Last updated: 2014/03/28