ISBNと書籍コード
cf. 松平直壽『コードが変える出版流通 : ISBNのすべて』日本エディタースクール出版部, 1995、特に、p.98-104。
日本図書コードの分類コード:「C」(たぶん、Classification=「分類」の頭文字「C」ではないかと推測)で始まる4桁の数字は、
1桁目が販売対象コード:
0 一般
1 教養
2 実用
3 専門
4 [空番]
5 婦人
6 学参I (小・中学生対象)
7 学参II(高校生対象)
8 児童 (中学生以下対象)
9 雑誌い扱い
2桁目が発行形態コード:
0 単行本
1 文庫
2 新書
3 全集・双書
4 [空番]
5 事・辞典
6 図鑑
7 絵本
8 磁性媒体など
9 コミック
3,4桁目が内容コード:
「内容コード」は、「日本十進分類法」をもとにしているとはいうものの、図書館での分類とは、かなり大きく異なっています。
「分類コード」には、出版者側の想定する読者対象(専門家か一般読者か)や、どんな分野の本のつもりで出しているのか等の販売意図が表れていて、興味深いものです。
図書館問題研究会(編)『図書館用語辞典』角川書店, 1982
「国際標準逐次刊行物番号」:
「 International Standard Serial Number 略称 ISSN。 ... 8桁のコード番号。 ... 前の7桁は一連番号で数字に意味はない。 ... ユネスコは1973年に ... 国際逐次刊行物データシステム(ISDS)を提唱した。このコード番号が ISSN である。 ... ISSN の開発は国際標準化機構が責任を負い, ... 日本では国立国会図書館内に国内センターが置かれ, ISSN 0385-0005〜0389-9993までの5000タイトル分の数字の割当てを受けて番号を付与し, ... 。」
(『図書館用語辞典』, p.141-142「国際標準逐次刊行物番号」)
「国際標準図書番号」:
「 International Standard Book Number 略称 ISBN。 ... ISBN はイギリスの標準図書番号(SBN)を発展させる形で, 1969年に国際標準化機構の会議の申し合わせによって生まれた。 ... 我が国では1970(昭和45)年以降出版界で用いられている書籍コードがあったが, ... 1981年から ISBN と書籍コード(分類番号と定価)を組み合わせた図書コードに移行, 1983年に書籍コードは中止される。」
(『図書館用語辞典』, p.142-144「国際標準図書番号」)
「書籍コード」:
「 我が国の出版流通の合理化のため, 日本書籍出版協会, 日本出版取次協会が制定し, 1970(昭和45)年より実施している我が国独自の書籍番号。 ... 我が国では国際標準図書番号(ISBN)とは全く異なった別方式の書籍コードが採用されてきたが, 1982年以降は, ... ISBNが実施されようとしている。」
(『図書館用語辞典』, p.271)
「書籍JANコードを併記する要領」:
「書籍JANコードは、日本図書コードの内容をそっくりバーコードで表現したもので、 ... また日用雑貨などに多用されているいわゆるJANとも互換性があります。 ... 書籍JANコードはJANの一種なので、実施する場合には、出版社ごとにJANコードの管理センターである流通コードセンターに申請して、管理費を納めなければなりません。」
(『出版ニュース』1990年10月中旬号, p.32-33)
JIS X 0305-1988 「国際標準図書番号(ISBN)」
対応国際規格: ISO 2108-1978
「2.4 検査数字 検査数字は, ウェイトとして10から2までを用いるモジュラス11によって算出する。なお, 検査数字が10となった場合は, 10の代わりにXとする。」
JIS X 0306-1988 「国際標準逐次刊行物番号(ISSN)」
対応国際規格: ISO 3297-1986
「... ウェイトとして8から2までを用いるモジュラス11によって算出する。」
[林哲也]Last updated: 2004/11/12