教員著作紹介コメント(相川充先生)

【本の情報】

人づきあいの極意 』  
相川充著
東京 : 河出書房新社, 2004.2 【分類 361.4-A25 】


【コメント】

この本のタイトルは,一般の読者向けに付けられていますが,
内容は,対人社会心理学の中の「社会的交換理論」に基づいて書いたものです。
先人や偉人の個人的な経験則に基づいて書いたものではありません。

理論から導かれる仮説を踏まえて実施された,心理学の各種の実験や調査による
実証データに基づいて〝人づきあいの極意〟に関する提言を行っています。
親子関係も友人関係も恋人関係も,職場の人間関係も,交換理論で分析できます。

そして,交換理論によって, みなさんが,これらの人間関係に,より良く対処する方法が見えてきます。