教員著作紹介コメント(野津 有司先生)

野津 有司先生(体育系)よりご著書の紹介コメントをいただきました。(2017/12/08)

【本の情報】
『生徒も教師もわくわくする道徳授業 : 深い学びにつながる22の秘訣 中学校編』  押谷 由夫, 野津 有司, 賞雅 技子監修.東京書籍, 2017【分類375.353-Se19】

【コメント】
中学校では平成31(2019)年度から,「特別の教科 道徳」が全面実施されます。これまでの「道徳の時間」が「特別の教科 道徳」という教科として位置づいたことは,道徳教育の大きな変革と言えます。この教科化を強みとして最大限に生かし,子供たちに道徳的実践力を育成するための授業実践が求められています。
本書は,道徳教育のよりよい実践に向けて,どう考え,どう進めていくべきかについて,教師の疑問に応え得る一冊となっています。中学校の学習指導要領に準拠し,道徳の内容22項目のすべてを網羅し,その実践例を盛り込んでいます。また巻末には,読み物教材も例示しています。 教師を目指す皆さんには,本書から,道徳教育の重要性と授業実践に向けた知識を是非とも学び取ってほしいと思います。