教員著作紹介コメント(四日市章先生)

四日市章先生(人間系)よりご著書の紹介コメントをいただきました。(2015/01/07)

【本の情報】
『リテラシーと聴覚障害』四日市章編著. コレール社, 2009.3【分類378.2-Y74】

【コメント】
本書は、聴覚障害を専門とする、筑波大学の教員、また、筑波大学を修了し、全国の大学や教育実践の場で活躍している、皆さんの先輩たちが共同して書いた本です。聴覚障害児の教育を考えるとき、その本質であることばの問題は必ず考えなければならない課題であり、ろう教育の歴史的な課題でもあります。本書は、ことばの問題の中でも、現在特に注目を浴びている読み書きの問題に焦点を当て、その基礎から指導実践までを視野に入れて書かれています。学類で聴覚障害児の心理や教育について専門的に勉強しようと思っている学生、大学院ですでに聴覚障害教育・心理に関する研究を進めている大学院生には、是非読んでもらいたいと思います。