目次へ | トップへ

日本美術(雑誌)
[読み] にほん びじゅつ
[始年] 1898年
[Y1] 1898年10月、日本美術院の機関誌として創刊。日本美術の維持発展を趣旨とした。定価15銭菊判で、表紙は小豆色の葦手模様。記事は本文、雑録新作説明、彙報など。主な筆者は、塩田力蔵、六角紫水、川崎千虎、長谷川天渓など。
[Y2] 1902年6月の41号より定価18銭、挿画はアートタイプ56葉で写真版は本文中に挿入。
[Y3] 1903年、秋季別刊の58号から定価25銭とし、西洋美術も掲載。
[Y4] 1905年8月、79号をもってひとまず廃刊。同年10月の80号は、川崎安によって日本美術社から発行。この頃より文学的色調が強くなり、主な筆者に幸田露伴、狩野友信、大村西崖など。
[URL] 主題分類へ