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画禅室随筆
[読み] がぜんしつ ずいひつ
[始年] 17世紀
[Y1] 明の士大夫(進士、南京礼部尚書)で能画(即ち、文人画家)の菫其昌(1555-1636)の著した画論。当時、写意至上の呉派文人画(南宗画)と、南宋院体画を継承した専門画家の浙派(北宗画)は激突。彼の「画禅室随筆」等による南宗正統画論で決着し、以後、清代は南宗画一色となる。
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