目次へ | トップへ

大日本美術新報
[読み] だいにっぽん びじゅつ しんぽう
[始年] 1883年
[終年] 1887年
[Y1] 188311月から翌年、かけて、麻布北日下窪町の鴻盟社より創刊。印刷発行人は大内青巒。月刊美術雑誌としては日本最古のものとされる。仏教色は強いものの、「美術」の概念が曖昧であった当時にあって、純粋に学術的な理念のもとに編纂されたという点では画期的であった。岩村透は同誌に啓発されて美術を志したという。四六倍判、青い表紙に活字だけの簡素なもので、本文は論説、雑記、及び主に新聞などから転載した雑報の三項からなる。
[Y2] 1887年11月、49号が発刊されたが、その後、数号を経て廃刊。
[URL] 主題分類へ