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巴会
[読み] ともえかい
[始年] 1902-
[終年] 1908年
[Y1] 1901年、明治美術会解散後、太平洋画会を創立するにあたり小山正太郎、浅井忠、松岡寿の門下と意見を異にした川村清雄、五姓田芳柳二世、川村門下生の東城鉦太郎らが1902年結成した洋画団体。
[Y2] 1902年、第一回展を芝公園旧弥生館で開催、第二回以後は銀座の昌栄館で毎年一回開催し写実的な作風を展開した。
[Y3] 1907年、文部省美術展覧会が創設されると会員の主力が文展に移ってしまい、巴会は付随的な小品展のような形となった。
[Y4] 1908年の九回展を最後に展覧会を休止したため、事実上自然解消(「近代日本美術事典」ほか参照)。
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