- 創造美術
- [読み] そうぞう びじゅつ
- [始年] 1948年
- [Y1] 1948年、日本画の持つ特異性を充分に認識した上で日本画と洋画の融合を計り、日本画の世界に国際性をもたせることを目的として創造美術を結成。創立会員：秋野不矩、上村松篁、奥村厚一、加藤栄三、菊池隆志、高橋周桑、橋本明治、広田多津、福田豊四郎、向井久万、山本丘人、吉岡堅二。
- [Ｙ2] 1948年、第1回展を開く(1950年の第3回展まで）。
- [Ｙ3] 1951年、モダニズムの傾向の強い新制作派協会と合流し、新制作協会日本画部となる。朝倉摂、麻田鷹司、稗田一穂、堀文子が新会員。創造美術の趣旨は、西洋近代絵画の摂取にあったが、それとともに東洋古典絵画や琳派の新解釈も含まれる。その後、石本正、加山又造らを会員。
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