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彰技堂
[読み] しょうぎどう
[始年] 1874-
[Y1] 1874年、ロンドンでジョン・ウィルアムに洋画を学んだ国沢新九郎が麹町平河町に開設した洋画塾。石膏像や美術図書などを揃え、明治初期画塾としては本格的な教授法がとられた。門下生は本多錦吉郎、浅井忠、藤雅三、守住貫魚、西敬、菊池鋳太郎など九十一名を数え、高橋由一の天絵社と並ぶ。
[Y2] 1877年、国沢が早逝。本多が継承して、数人の絵画講師を招いて1901年頃まで盛んな洋画教育を行う。小川芋銭、丸山晩霞、岡精一、池田蕉園ら多くの画家を輩出(「近代日本美術事典」)。
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