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无声会
[読み] むせいかい
[始年] 1900-
[終年] 1913年
[Y1] 1900年、川端玉章門下の平福百穂ら6名の画家が自然主義を唱えて結成した、東京の円山派とも言える団体。
[Y2] 1900年3月、第1回展を開き、1913年までに計13回の展覧会を開く。その間に石井柏亭、小杉未醒、川端龍子、橋口五葉、森田恒友らも加わる徹底した写実主義を進め、プロレタリア芸術も導入し、日本美術院系のローマン主義的な画題を描いた紅児会とは反対の立場をとる。
[Y3] 1913年の第13回展を最後に、理念面での裏付けが不十分であったため、自然消滅(「近代日本美術事典」ほか)。
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