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無名会
[読み] むめいかい
[始年] 1909-
[終年] 1911年
[Y1] 1909年12月パリ留学から帰朝した美術史家、田中喜作を中心に京都で結成。会の目的は、毎月の例会で講演を行い討論することであり、制作には関わらず。例会では後素如雲社、丙午画会、桃花会の展覧会の批評や、中井宗太郎の近代思想が文芸美術に与えた影響に対する見解や、田中喜作の画論などが取り上げられた。
[Y2] 1910年には毎月例会開催。
[Y3] 1911年、一時休会するなど勢いを失い、9月の例会を最後に解散した模様。
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