目次へ | トップへ

明治美術会
[読み] めいじ びじゅつかい
[始年] 1889-
[終年] 1901年
[Y1] 1889年、伝統美術擁護による洋画排斥運動に対抗すべく、浅井忠、松岡寿、小山正太郎、山本芳翠、原田直次郎、川村清雄、五姓田義松らが結成し、初代会頭に帝国大学総長渡辺洪基を迎え、各界知名人を含め130人以上で組織した。
[Y2] 1889年10月、第一回展。(以降、1900年まで開催)
[Y3] 1893年、黒田清輝、久米桂一郎らが参加し。その後、若手作家と旧会員の間で対立が明らかになる。
[Y4] 1896年、黒田、久米らは退会し、白馬会を結成。
[Y5] 1900年、最後の展覧会
[Y6] 1901年解散。
[Y7] 1902年、浅井忠、小山正太郎門下の吉田博、中川八郎、満谷国四郎、石井柏亭らが後進として太平洋画会を設立(「近代日本美術事典」ほか参照)。
[URL] 主題分類へ