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国画創作協会
[読み] こくが そうさく きょうかい
[始年] 1918-
[終年] 1928年
[Y1] 1917年の第6回の審査に反発する小野竹喬、土田麦僊、村上華岳、野長瀬挽花、榊原紫峰が文展を離脱し、竹内栖鳳と美学者の中井宗太郎を顧問に、個性の尊重と創作の自由を掲げて1918年に京都で結成された。
[Y2] 1919年の第2回展で入江波光を会員に迎え、1921年には回顧展を開く。
[Y3] 1926年の第5回展からは第2部として西洋画を公募し、甲斐荘楠音、榊原始更、吹田草牧、岡村宇太郎、粥川伸二、伊藤草白杉田勇次郎が会員に推挙される一方村上華岳が離脱した。
[Y4] 1928年、日本画部が解散し洋画部の会員は新たに国画会を結成し、旧国画創作協会の会員ら26名は新樹社を結成した(以上「近代日本美術事典」ほか参照)。
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