- 国画玉成会
- [読み] こくが ぎょくせいかい
- [始年] 1907-
- [終年] 1909年
- [Y1] 1907年8月、文展発足時の審査員の新派寄り人選を不満として旧派諸団体が正派同志会を結成したのに対抗して、新派系諸団体が「玉成会趣旨」を発表。古代における作画法の復興、現在絵画の発達、世界的趣味の調和を主張。9月には岡倉天心を会長に推戴し、国画玉成会と改称。
- [Ｙ2] 1908年10月、開催の第2回文展では、審査員の人選が旧派系へと移ったため文展不出品を決定。日本彫刻会と共同で展覧会を開く。尾竹兄弟が脱会。
- [Ｙ3] 1909年10月、開催の第3回文展には復帰し、同じく10月に開催した展覧会を最後に会としての活動は終わる（「近代日本美術事典」ほか）。
- [Ｙ4]
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