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五姓田塾
[読み] ごせだじゅく
[始年] 1968-
[Y1] 1868年、幕末に横浜絵などの洋風表現で一派をなした五姓田芳柳が横浜に開いた日本洋画最初の画塾。歴史的主題の風俗画的表現に特徴があり、門下に山本芳翠、平木政次ら。
[Y2] 1863年には東京浅草に画塾を移し、渡辺文三郎らを教える。門下生で子息の五姓田義松は、ワーグマンに学んでその才を開き1874年、東京向島に新たに画塾を設けた。
[Y3] 1876年には本郷真砂町に転じ、義松主催の研究的な油絵展覧会を開いたりしたが、同年の工部美術学校の創立前後に閉鎖されたと思われる(「近代日本美術事典」参照)。
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