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呉派(蘇洲派)
[読み] ごは
[始年] 16世紀
[Y1] 1427-1509年生存の沈周(江蘇省蘇州(呉)出身、元末四大家(黄公望(1269-1354)、呉鎮(1280-1354)、王蒙(1298-1385)、倪瓚(1301-74)の在野隠逸画人)の文人画風を復興)を祖とする画派。蘇州(呉)に住むので呉派と云う。南宋画院の系統の浙派に対抗した。
[Y2] 1470-1559年生存の文徴明(沈周門人)、唐寅(1470-1523)等により全盛期を築く。文伯仁、文嘉、陳淳らがいる。
[Y3] 1555-1636生存の董其昌の文人画論により、呉派の勝利を決定付けた(松原三郎編「東洋美術全史」ほか参照)。
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