- 文展
- [読み] ぶんてん
- [始年] 1907-
- [終年] 1919年
- [Y1] 1907年、黒田清輝らによる官展創立の建議を受けた文部大臣牧野伸顕が文部省美術展覧会規定を決定、10月に上野で第一回文部省美術展覧会を開催。日本画、洋画、彫刻の三部からなる。公募で、審査委員の鑑査を経た上で陳列する方針。文展開設によりわが国の美術界も政治的に統一が図られた。
- [Y2] 1918年、第12回展開催。
- [Y3] 1919年、帝国美術院展覧会(帝展)と改称。
- [Y4] 1919年、文部省は文展を改組(院展の再興、二科会の独立、国展の旗揚げが背景)。森鴎外を院長として帝国美術院を創設、展覧会の運営を一任(「近代日本美術事典」ほか参照)。
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