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油彩画
[読み] ゆさいが
[始年] 15世紀
[Y1] 15世紀、フランドルのファン・アイク兄弟、芸術表現としての油彩画を開発。顔料を亜麻仁油等の油で練り合わせた絵具(油絵具)で描いた絵画、技法。以降の西洋の絵画技法の主流を占める。古代ギリシャのエンカウスティーク(蝋画)や東洋古代の密陀絵(蝋画)は油絵の範疇に入れない。
[Y2] 19世紀、日本では、司馬江漢(1738-1818)が技法を研究。
[Y3] 1857年、蕃書調所(1856-63)絵図調出役の川上冬崖、使用開始。
[Y4] 1862年、高橋由一、冬崖の指導を受け、ワーグマンに学び本格的に使用。
[Y5] 1873年、由一、画塾天絵楼設置、油絵発展の基礎を築く。現代洋画の主流絵画技法。
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