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浮世絵版画
[読み] うきよえ はんが
[始年] 1681年頃-
[Y1] 17世紀校本、版本から絵の部分のみが独立し、絵画鑑賞専用の木版画として現れたのが浮世絵版画の初めである。
[Y2] このような一枚絵を誕生させたのが菱川師宣で、師宣を浮世絵の確立者ないしは創始者とする由縁はそこにある。
[Y3] 墨一色の墨摺絵に始まり、17世紀末頃筆彩を加えた丹絵が、18世紀前半には同じく筆彩による紅絵、漆絵が生み出される。
[Y4] 18世紀後半に初めて版による彩色の紅摺絵が現れ、1765年、(明和2年)多色摺の錦絵が誕生する。
[Y5] 版画技術の著しい発展に伴い、その表現も高度かつ多様化し、浮世絵界の中心的メディアとなった。
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